ラプラス・ダークネスの愛称「山田」とは?

愛称「山田」の誕生 – 由来となったエピソード

ラプラス・ダークネスが「山田」と呼ばれるようになったきっかけは、デビュー直後の配信での視聴者とのやり取りにあります。
ラプラスは初配信で自らを「秘密結社holoXの総帥」と名乗り、決め台詞として「刮目せよ!(かつもくせよ)」と高らかに宣言しました。
その際に視聴者に対して「Yes My Dark!」と応答するよう求めるロールプレイが行われました。
この合言葉「Yes My Dark」を略して「YMD」とコメントする視聴者が登場します。
それを見た一部の視聴者が「YMD=やまだ」と読み替え、ラプラスに対して「山田」という呼び方をするようになったのです。
このとき、配信のチャット欄は「山田www」「総帥=山田」などのコメントで大盛り上がりとなりました。
闇の総帥というキャラクターに対し、庶民的な「山田」というギャップが爆笑を呼んだのです。

ファンの間での定着とミーム化

「山田」という愛称は、初配信後まもなくファンコミュニティに浸透しました。
配信を見ていなかったファンも、切り抜き動画やSNS投稿を通じて「山田」ネタを知るようになり、広く共有されていきました。
「Yes My Dark」→「YMD」→「やまだ」という経緯は、ファンの遊び心によって次第にミーム化していきました。
初配信のチャット欄では、さらに派生して「YAMADA」「YAGOO My Daddy」などの冗談が飛び交い、即興の大喜利状態となりました。
Twitterでも「#YMD」「#山田」などのタグが使われ、「今日も山田かわいかった」などの投稿が定着しました。
ファンはラプラスが何かミスをすると「さすが山田」、活躍すると「山田がんばった!」とコメントするようになり、ギャップ萌えの要素として定着していきました。

本人とホロライブメンバーによる反応

ラプラス本人も「山田」呼びについて反応を示すようになります。
当初は「吾輩はラプラス・ダークネスだ!」と否定する姿勢を見せていましたが、徐々にネタとして受け入れていきました。
ファンネーム決定時にも「山田にしよう」という冗談が飛び交いましたが、最終的に「ぷらすめいと(Plusmate)」が採用されました。
配信中に「ダークネス山田です」と冗談で名乗ったり、「山田じゃないが!?」とツッコんだりするなど、自らネタにするようにもなっています。
他のホロライブメンバーからも「山田」と呼ばれることがあり、コラボ中に「山田ちゃん」と呼ばれて「はい」と返事する場面も見られました。
同期メンバーの博衣こよりや鷹嶺ルイ、先輩の兎田ぺこらや赤井はあとなども、「山田」呼びでラプラスをイジり、ファンの笑いを誘っています。
こうして「山田」はホロライブ内でもいじられ愛されるネタとなり、本人も含めたファンとの掛け合いを生み出しています。

運営側の扱いと公式での言及

ホロライブ運営が公式に「山田」呼びを採用した例はありませんが、黙認や遊び心のある対応は見られます。
ゲーム情報メディアのファミ通公式Twitterは、「ホロライブ6期生(YMD(ラプラス)ら)」という記述で紹介し、ファンを沸かせました。
太鼓の達人の公式アカウントが「なるほどYMD」と反応した例もあり、企業アカウントがミームを理解して反応する動きもありました。
こうした外部メディアや企業のリアクションは、公式ではなくても「山田」ネタが幅広く認知されている証拠といえるでしょう。
また、ホロライブの二次創作的な公式コンテンツ、たとえばカードゲームやボイスドラマなどに、「山田」ネタが間接的に使われている可能性もあります。
運営としてはキャラクターイメージとの整合性を保ちつつ、ファンのミームをそっと見守っている印象です。

SNSや動画での具体的な使用例

X(旧Twitter)では、「#山田」や「#YMD」といったタグがラプラス関連の投稿で頻繁に使用されています。
ファンアートやクリップ紹介の投稿でも「山田」というワードが使われ、完全に共通言語として定着しています。
YouTube上では「山田」ネタの切り抜き動画が非常に多く、「初配信であだ名が山田になる瞬間」といったタイトルが目立ちます。
コメント欄でも「山田ww」「あの山田がここまで成長したとは…」といった冗談が並び、温かい雰囲気を醸し出しています。
ライブ配信中のチャットでは、「やっぱり山田」「山田がかわいすぎる」といったコメントが自然に流れており、愛称として完全に根付いています。

まとめ:「山田」は愛すべきファン文化の一部

「山田」という愛称は、視聴者の遊び心から生まれたファン文化の象徴です。
ダークな総帥キャラであるラプラスに「山田」と呼びかけるギャップは、笑いと親しみを生むユニークな関係性を作り出しています。
本人やホロライブメンバーもネタとして受け入れ、コラボや配信でたびたび話題になるほどです。
公式が正面からは採用していないものの、外部メディアや企業アカウントを通じて「山田」呼びが社会的に広まりつつあります。
ホロライブを最近知ったファンにとって、「山田」という言葉の由来を知ることで、コミュニティとの距離が一歩近づくかもしれません。
こうしたミームは、VTuber文化において視聴者と配信者がともにつくりあげる世界の魅力を示す好例といえるでしょう。
今後もラプラス・ダークネス改め「山田」のさらなる活躍と、新たな愛称の誕生に注目していきたいところです。

管理人のひとこと

ラプラス・ダークネスという名前からは想像できない「山田」という愛称。
そのギャップこそがホロライブらしさであり、ファンとライバーの距離感を物語っていると感じます。
配信者とファンが冗談を交わしながらキャラクターを育てていく文化は、やはりホロライブの魅力の一つですね。
この記事をきっかけに、まだラプ様をよく知らない方にも、彼女の魅力や周囲との関係性の温かさが伝われば嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました