ホロライブ3期生 宝鐘マリン

デビューから現在までの歩み

宝鐘マリンは2019年8月11日にホロライブ3期生「ホロライブファンタジー」の一員としてデビューしました。
デビュー当初から「船長」の愛称で親しまれ、同年12月には早くもチャンネル登録者数10万人を突破しています。
2020年に入ると1月にお正月衣装、2月に3Dモデルを初披露し、7月30日(自身の誕生日)には初のオリジナル曲『Ahoy!! 我ら宝鐘海賊団☆』を発表しました。この曲は宝鐘マリンの代名詞とも言える海賊ソングで、ファンの合唱定番曲となっています。
同年末にはネット流行語100に「宝鐘マリン」がノミネートされるほど話題となり、VTuberの枠を超えた存在感を示しました。

2021年には1月にチャンネル登録者100万人を達成し、ホロライブ内でもトップクラスの人気を不動のものにします。
7月にはYouTubeのポリシー誤判定でチャンネルが一時停止されるハプニングもありましたが、迅速に復旧しファンを安堵させました。
そして8月11日、2曲目のオリジナル曲『Unison』を公開。この楽曲は幻想的で実験的なサウンドが特徴で、自身が資金を出して本格的なアニメMVを制作するほどの力の入れようでした。これによって「VTuber楽曲」の新たな可能性を示し、大きな反響を呼びました。

2022年は音楽活動がさらに充実します。4月には3曲目『マリン出航!!』をリリースし、7月30日の誕生日配信では待望の新3D衣装とともに4曲目『I’m Your Treasure Box♡あなたはマリンせんちょうをたからばこからみつけた。』を披露しました。
この「マリン宝箱」ソングは刺激的な歌詞と映像で瞬く間に拡散され、公開後わずか数ヶ月で再生数が数千万を突破するヒット曲となりました。
また、同年8月にはチャンネル登録者数が200万人を超え、ホロライブJP勢として屈指の登録者数を誇る存在となります。

2023年にはホロライブ全体ライブ「hololive 4th fes Our Bright Parade」への出演や、ホロライブEN初のオフラインコンサート「Connect the World」(米国LA開催)にゲスト参加するなど、国内外のイベントで活躍の場を広げました。
7月には5曲目のオリジナル曲『美少女無罪♡パイレーツ』をリリースし、TikTokでダンスが流行するなど再び注目を集めます。
さらにこの頃にはテレビ番組「FNS歌謡祭」にホロライブメンバーとして出演し、宝鐘マリン自身も地上波音楽番組で歌唱する姿が放送されました。バーチャルタレントが全国ネットの音楽番組に登場するのは画期的で、VTuberの市民権を象徴する出来事でした。

2024年は節目の年となりました。1月に日本のVTuberとして初めてチャンネル登録者数300万人を突破し、大きなニュースになりました(ホロライブ全体でも海外含めガウル・グラ、キズナアイに次ぐ史上3人目の300万超え達成者)。
その勢いのまま、12月には自身初のソロライブ「Ahoy!! キミたちみんなパイレーツ♡」を横浜のKアリーナにて2日間開催。ホロライブタレントのソロコンサートとして過去最大級の会場規模となり、チケットは即日完売。会場には彼女の等身大フィギュアが展示されるなど熱狂的な盛り上がりを見せました。
ライブは生配信も行われ、同接(同時視聴者数)は10万人を超え、改めて宝鐘マリンの集客力を示すものとなりました。

2025年に入ると5月に登録者数400万人を突破し、日本発のVTuberとして歴代1位のチャンネル登録者数となっています(世界全体でもホロライブENのがうる・ぐらに次ぐ第2位)。
デビューから約5年での快進撃はとどまるところを知らず、今や宝鐘マリンはVTuber界のトップランナーとして君臨しています。長期にわたり第一線で活躍し続けている背景には、次章以降で述べるような彼女ならではの多彩な魅力があるのです。

キャラクター設定(人格・設定上の背景)


ホロライブ所属VTuber「宝鐘マリン」の公式イラスト。海賊をモチーフにしたセクシーな衣装と船長帽が特徴です。

宝鐘マリンは“ホロライブ3期生・宝鐘海賊団船長”というキャラクター設定を持っています。
公式プロフィールによれば「宝石や財宝、お金が大好きで、将来本物の海賊となってお宝探しをするのが夢。その資金を貯めるために今は陸上でVTuber活動をしている」というユニークな設定です。
しかし本人いわく「要するに今はただの海賊コスプレ女」とのことで、自ら設定をネタにするお茶目さも持ち合わせています。実際、海賊衣装も“コスプレ”という扱いで、設定上も現実的な感覚を残しているのが面白い点です。

外見は赤を基調とした海賊風セクシー衣装がトレードマークです。三角帽に眼帯、肩には金の装飾といった海賊モチーフを散りばめつつ、へそ出しルックや絶対領域のある服装で「小悪魔的なお姉さん」の魅力を前面に押し出しています。キャラクターデザインはイラストレーターのあかさあい氏が担当し、親しみやすさと妖艶さを両立させたビジュアルは初見のインパクトも抜群です。
身長150cmと小柄ながらプロポーションはグラマラスで、ファンからは「エ○可愛い船長」として親しまれています。なお年齢は自称17歳で、「永遠の17歳」を名乗っています(ファンからは「今年で17歳◯回目」とネタにされることもしばしばです)。

性格・人格面では、配信上は明るく社交的でノリの良い“姐御肌”として振る舞います。自ら「理想の女上司」をコンセプトに掲げている通り、面倒見が良く少しお色気混じりの冗談で後輩や視聴者をからかう姿は、会社の飲み会にいそうな楽しい先輩女性のようでもあります。
一方でオタク気質でもあり、趣味の話になると少年のように目を輝かせて熱弁する一面もあります。彼女は幼少期からアニメやゲーム、同人文化に深く親しんでおり、好きな作品には90年代~2000年代のものが多いです。配信ではそうした古めのオタクネタが飛び出すため、「公式17歳のはずなのに発言が渋すぎる!」と突っ込まれることもあります。視聴者から「実年齢は○○歳では?」とイジられることもありますが、それも含めて配信の笑いに昇華しているのが彼女の懐の深さです。

宝鐘マリンの挨拶は「Ahoy!!(アホイ)」です。これは海賊らしい掛け声で、配信の冒頭で「Ahoy! ホロライブ3期生、宝鐘海賊団船長の宝鐘マリンです~!」と名乗るのがお決まりとなっています。視聴者(ファン)の呼称は「宝鐘の一味(ほうしょうのいちみ)」で、彼女のファンコミュニティはまさに海賊団のクルーのような一体感を持っています。配信タグは「#マリン航海記」、ファンアート投稿用のハッシュタグは「#マリンのお宝」など、海賊にちなんだワードで統一されており、世界観づくりが徹底されています。

また、宝鐘マリン自身が絵を描くのが得意なことでも知られています。実はデビュー前は一般企業のOLをしつつイラストを趣味にしていた経歴があり、その腕前はプロイラストレーターから「うまい!」と評されるほどです。ホロライブ公式のLINEスタンプ用イラストを自ら描き下ろしたり、配信でもお絵描き企画を行ったりしています。自身のキャラクターイラストが好きで細部までこだわりを持っていることもあり、「自分で描ける船長」として他のVTuberとは一味違った才能を発揮しています。

総じて、宝鐘マリンのキャラクター設定は海賊×お姉さん×オタクという異色の組み合わせですが、それを本人の人柄とセンスで絶妙にまとめ上げています。設定に縛られすぎず自虐ネタにもできる柔軟さ、一方でファンタジー要素もしっかり活かして夢を見せてくれるバランス感覚が、多くのファンを惹きつける理由と言えるでしょう。

配信スタイルと主なコンテンツ

宝鐘マリンの配信は、トーク中心の雑談枠から歌、ゲーム実況、お絵描き、生企画まで非常に幅広いです。いずれの配信でも共通するのは彼女の卓越したエンターテイナー性で、視聴者を飽きさせない工夫とサービス精神が随所に感じられます。

まず特筆すべきは雑談配信です。宝鐘マリンの雑談は「マシンガントーク」と形容されるほどテンポが良く、小気味いい関西ノリのツッコミや下ネタ交じりのジョークを次々に繰り出します。
彼女は視聴者コメントを拾って話題を広げるのが非常に上手で、コメント欄との掛け合いも楽しみの一つです。懐かしのアニメ談義から最近ハマっているゲームの話、果ては配信中に見かけた面白画像の共有まで、話の引き出しが無限大です。「一緒に飲み屋で語っているような親近感がある」と評されるほどで、その高いコミュニケーション能力が人気の原動力になっています。

ゲーム実況では、レトロゲームから最新ゲームまで幅広くチャレンジしています。特に彼女自身が思い入れのあるタイトルには熱が入りやすく、視聴者にもその情熱が伝わってきます。
例えばセガの名作SLG『サクラ大戦』シリーズや、同人シューティングゲームの金字塔『東方Project』について語る配信では、その造詣の深さに「ガチ勢すぎる」と感嘆の声が上がりました。実際に東方プロジェクト好きが高じて、関連パズルゲーム『東方スペルバブル』ではDLCとして宝鐘マリン本人が登場し、自身の歌う東方アレンジ楽曲が実装されたこともあります。ファンだった作品の世界に自分が入り込むという夢のようなコラボを果たし、本人も感激していました。
また意外なところでは、ニンテンドー64のゲーム『ピカチュウげんきでちゅう』に幼少期からハマり込んでおり、大人になった今でもプレイし続けていると配信で語っています。2020年にはそのゲームでRTA(リアルタイムアタック)に挑戦し、世界ランキング14位相当の記録を叩き出したというエピソードもあり、ゲーマーとしての腕前も侮れません。

歌配信・音楽活動も宝鐘マリンの大きな柱です。彼女はもともと声優志望でもあり歌唱力も高く、様々なジャンルの楽曲を歌いこなします。カラオケ風の歌枠では昭和のアイドル歌謡から最新アニソンまで披露し、懐メロ好きなおじさん世代から若いアニメファンまで幅広い層を楽しませています。
中でも注目を集めたのが、記念ライブ配信などでの本格的なステージ演出です。2023年のデビュー4周年記念3Dライブ「昭和歌謡祭」では、懐かしの昭和ポップスをメドレー形式で歌い上げました。共演にホロライブメンバーはもちろんプロの演奏家も迎え、往年の歌番組さながらのセットリストと照明演出で視聴者を驚かせました。この配信は最大同時視聴者数が約17万人に達し、VTuber個人チャンネルからのライブ配信として歴代トップクラスの記録となりました。
また、オリジナル楽曲に関しては後述するようにクオリティの高い作品を次々と発表しており、それらのMV(ミュージックビデオ)制作やダンスパフォーマンスにも彼女のこだわりと才能が光っています。音楽活動によって「歌手・宝鐘マリン」としても確固たる地位を築き、VTuberという枠を超えた人気を博しています。

お絵描き配信も人気コンテンツの一つです。自他ともに認めるイラスト好きということで、配信中に視聴者のリクエストに応じてサラサラと絵を描いてみせたり、時にはプロ絵師やクリエイター仲間をゲストに呼んで一緒にお絵描き対決をしたりすることもあります。
彼女が描く絵は本格的で、色紙イラストをサイン会で提供した際には高額で取引されるほどファン垂涎のアイテムとなりました。公式企画「絵描き歌リレー」ではホロライブの絵師枠として参加し、見事なイラストを生み出して周囲を唸らせました。絵という別分野の才能を活かして配信の幅を広げている点も、宝鐘マリンならではの強みです。

コラボ配信にも積極的です。もともと人懐っこくサービス精神旺盛な性格から、ホロライブ内外のVTuberとのコラボレーション企画を数多く実現しています。
同じ3期生の兎田ぺこらとは特に馬が合うようで、二人の掛け合いは「ぺこマリ」コンビとしてファンに愛されています。ゲーム対決で本気になって張り合ったり、お互いの家に遊びに行ったエピソードを暴露し合ったりと、仲の良さと絶妙なテンポのやり取りが笑いを誘います。
他にも、不知火フレアや白銀ノエルといった同期とはプライベートでも親交が深く、オフコラボ(直接会っての合同配信)で料理を振る舞うお姉さん役をしたり、旅行配信ではしゃぐ素の姿を見せたりしています。こうした仲間との関係性もファンにとっては微笑ましく、ホロライブ3期生全体が「宝鐘海賊団のクルー」のような家族的チームに感じられる要因となっています。

さらに、ホロライブの枠を超えたユニット活動として「UMISEA」にも参加しています。UMISEAはホロライブの海に縁のあるメンバーで結成された特別ユニットで、宝鐘マリン(海賊)、湊あくあ(海の如き名前)、Gawr Gura(サメの姿をしたENメンバー)、一伊那尓栖(タコの神話生物がモチーフのENメンバー)というメンツで構成されています。
2021年にはUMISEAとしてオリジナルソングを出したり、ショートアニメが公開されたりし、言語の壁を超えたコラボレーションが実現しました。宝鐘マリンは英語こそ流暢ではないものの、持ち前の明るさで海外組ともすぐ打ち解け、海外ファンにも強い印象を残しました。UMISEAの楽曲ではマリンの歌が英語圏のリスナーにも「クセになる」と評判で、彼女の国際的な魅力を示す良い機会となりました。

このように、宝鐘マリンの配信スタイルはバラエティ豊かです。一言でまとめれば「何でもできて何より面白い」。本人も「自分は企画屋でもある」と語るように、ただゲームをするだけ・歌うだけではなく、常に一捻り加えた演出やネタを仕込んできます。例えばゲーム配信中に急に即興で替え歌を歌い出したり、リスナー参加型の大喜利企画を突発で始めたりと、予測不能な展開も見どころです。
結果として「次は何をやってくれるんだろう?」というワクワク感が生まれ、視聴者は配信の度に新鮮な驚きを味わっています。配信頻度自体は一日中行うタイプではなくメリハリがありますが、一回一回の濃密さ・完成度が高いため、ファンは配信開始を今か今かと待ちわびるのです。

人気の理由と象徴的な配信・企画

宝鐘マリンがここまで絶大な人気を得ている理由は、一言では語り尽くせませんが、主なポイントをいくつか挙げてみます。

①トーク力と笑いのセンス
船長最大の武器はなんといってもそのトーク力です。明るくハキハキとした声で繰り出す軽妙なおしゃべりは、それだけでエンタメ性抜群です。
下積み時代に培った社会人経験もあるのか、話題の振り方・広げ方が非常に上手で、初見でも引き込まれるトークのうまさがあります。配信を見て「こんなに喋りが面白いVTuber初めて!」とファンになる人も多いです。
さらに単にお喋りなだけでなくユーモアのセンスも飛び抜けています。下ネタや自虐ネタも遠慮なくぶっ込んできますが、嫌味や下品さを感じさせず笑いに変えてしまう巧みさがあります。例えば英語勉強配信で誤って(?)「I’m horny!(私エッチな気分!)」と大声で言ってしまったハプニングは伝説となり、彼女のあけすけなキャラを象徴する名場面として国内外でミーム化しました。こんな風に良い意味でVTuberらしからぬ奔放さがあるのも人気を呼ぶ理由です。

②ギャップ萌えとキャラクター性
宝鐘マリンのキャラクターは、一見するとセクシーで近寄りがたいお姉さん風ですが、中身はオタク気質で親しみやすいという大きなギャップがあります。
配信では「〇〇ざんしょ~?」と色っぽいお姉さん口調で迫ってきたかと思えば、次の瞬間には懐かしアニメの話で早口オタクトークを始めたりします。この振り幅の大きさにハマる人が続出しています。
また、先述の通り年齢ネタでイジられたり、自分でも「更年期かな?」などとボケたりするように、美貌に反したいじられキャラでもある点も魅力です。完璧超人ではなくどこか抜けていて人間臭い部分が垣間見えることで、ファンはより親近感を抱き「放っておけない」「応援したい」という気持ちになるのです。
公式設定上は永遠の17歳でも、視聴者の中では「みんなのマリンお姉さん(時々おばあちゃん)」という独自の立ち位置を築いており、このキャラクター性の強さこそが多くの支持を集める根幹と言えるでしょう。

③エンタメへの本気度とコンテンツの質
宝鐘マリンが他のVTuberと一線を画すのは、そのコンテンツのクオリティです。一つひとつの配信企画や楽曲制作に対して非常にこだわりを持って臨んでおり、「本気で楽しませよう」という意気込みが伝わってきます。
例えばオリジナル楽曲を単に出すだけでなく、高クオリティなMVを自主制作したり、自ら作詞に関わったりとクリエイティブ面でも力を注いでいます。『Unison』の超ハイクオリティな映像は「プロのアーティスト顔負け」「メジャーとインディーの垣根を壊した」と音楽ファンからも評価されました。
また『I’m Your Treasure Box♡』は耳に残るフレーズと振り付けでTikTokを中心にバズり、一大ムーブメントとなりました。SNS上ではこの曲に合わせて踊る動画が流行し、「マリン船長を知らなくても曲は知っている」という若者も増え、彼女の知名度拡大に大きく寄与しました。
さらにライブ演出にも妥協がありません。前述のソロライブでは照明演出やステージセットに徹底的に凝り、MCトークにもホロライブメンバーとのコントを仕込むなど、視聴者を飽きさせない仕掛けを多数用意しました。これらは一朝一夕ではできない演出であり、裏で相当な準備と努力があるはずです。そういった「見えない努力」が垣間見えるからこそ、ファンも心を動かされ、「ついて行きたい」という思いが強まるのでしょう。

④圧倒的なライブ感と中毒性
宝鐘マリンの配信には独特のライブ感があります。配信開始のカウントダウンからテンションMAXで飛ばしていく様子は、一種のショーを見ているかのようです。視聴者もチャットで「Ahoy!!」と一斉に挨拶を返したり、面白い場面では画面いっぱいに「www」(笑い)を流したりと、一体感のある盛り上がりを見せます。
彼女の配信を見慣れたファンからは「船長の配信は中毒性がある」とよく言われます。実際、頻繁に配信しなくとも一度配信が始まれば毎回数万人規模の視聴者が駆けつけ、コメント欄も賑わい続けます。これは宝鐘マリンというVTuber自体が一つのエンタメブランドとして確立している証です。「今日は船長が何かやるらしい」と聞けばとりあえず見に行きたくなる――そんな存在感を築き上げているのです。
2023年のデータでは、彼女の平均同時視聴者数(平均視聴者数)は3万~4万人とVTuber界で群を抜いて高く、特別な企画時には10万人を超えることもあるという驚異的な数字を記録しました。これは「毎回の配信にそれだけ多くのファンが駆けつけ、最後まで離脱しない」ことを意味しており、彼女への信頼と期待がいかに大きいかを物語っています。

⑤ファンとの距離感と愛情
人気VTuberともなるとファンとの交流が希薄になるケースもありますが、宝鐘マリンはファンとの距離感をとても大切にしています。配信内でリスナーを「一味」と呼び、「みんな」「キミたち」と語りかける姿からは、ファンへの愛着が感じられます。
スパチャ(スーパーチャット)読みの雑談でも、一人一人のメッセージに丁寧にリアクションし、時にそこから笑いを生むなど、交流を疎かにしません。「船長はファン想い」と評判で、配信の最後には「今日も来てくれてありがとう、大好きだよ~!」と甘い声で感謝を伝えるのがお約束です。これにメロメロになる一味も多く、コメント欄が「こちらこそありがとう!」で溢れる微笑ましい光景もよく見られます。
またTwitter(X)上でもファンアートにいいねを付けたり、面白リプライに気さくに返事したりと、積極的に交流しています。そうしたファン目線に立った対応がファン層の厚い支持を得ているのです。ファンアートや二次創作についてもガイドラインを整備し歓迎する姿勢を示しており、「みんなで宝鐘マリンを盛り上げていこう」という共創関係ができています。ファンも自発的に企画(○○耐久タグを作るなど)を行い、それを彼女本人が拾って実現することもあるなど、双方向のコミュニケーションがしっかり取れています。
このように、宝鐘マリンの人気の背景にはコンテンツそのものの面白さに加え、ファンとの信頼関係愛のキャッチボールが存在しています。それが「船長について行けば間違いない」という盤石の支持基盤となり、VTuber界でも屈指の人気者たらしめているのです。

グッズ展開やコラボレーションの事例

トップVTuberである宝鐘マリンは、公式グッズや企業コラボも数多く展開しています。ここでは代表的な例をいくつかご紹介します。

  • 公式グッズ・記念グッズ: 誕生日やデビュー記念日ごとに発売される記念グッズセットは毎回大好評です。アクリルスタンドやタペストリーなど定番アイテムに加え、宝鐘マリンならではの海賊モチーフグッズ(宝箱型の小物入れ、海図風デザインのタオル等)が登場したこともあります。ボイスドラマやシチュエーションボイスも録り下ろして販売しており、セクシーなお姉さんボイスからギャグ全開のものまで幅広い内容でファンを喜ばせています。
  • フィギュア・玩具: 宝鐘マリンの立体化アイテムも充実しています。中でも1/7スケールフィギュアは2023年にマックスファクトリー社から発売され、精巧な造形と豪華な海賊衣装の再現度で話題になりました。予約開始直後に完売となり、追加受注も行われたほどの人気です。さらにデフォルメフィギュアの「ねんどろいど」や、クマ型ブロック玩具「BE@RBRICK」とコラボした限定フィギュアも登場しました。また、2024年のソロライブ開催に合わせ、横浜マリンタワーで等身大フィギュアが展示されファンを沸かせました。これらのフィギュア展開はVTuberの中でもトップクラスの規模で、立体物でもファンを楽しませています。
  • 企業コラボ(店舗・商品):
    • ドン・キホーテコラボ: 2021年には大手ディスカウントストアのドン・キホーテとのコラボ企画が実施されました。全国の一部店舗で宝鐘マリンや他ホロライブメンバーをデザインした限定グッズ(抱き枕カバーやTシャツ、お酒グラスなど)が販売され、店内放送でも彼女の録り下ろしボイスが流れる演出がありました。普段ネット上でしか触れられないVTuberがリアル店舗に進出したことで、多くのファンが店舗に押し寄せました。
    • 郵便局コラボ: 同じく2021年末から2022年初頭にかけて、日本郵便とのタイアップでホロライブ年賀はがきとグッズセットが販売されました。宝鐘マリンを含む数名のタレントが和装姿で描かれた年賀はがきや限定クリアファイルが用意され、ファンは郵便局でグッズを購入するという貴重な体験を楽しみました。郵便局というお堅い場所に海賊の彼女が登場するミスマッチ感も面白さを誘いました。
    • パソコン・デバイス: PCパーツメーカーのエルザジャパンとは、2021年にコラボレーションPCを発売しました。宝鐘マリンの描き下ろしイラストが天板に施されたハイエンドゲーミングPCで、数量限定の受注生産にも関わらず即完売。ガジェット系のコラボでは他にも、彼女のイメージカラーである深紅を基調にしたゲーミングチェアやヘッドセットなどの展開もあり、ファンが実生活で使えるアイテムとなっています。
    • ファッション: 若者向けストリートブランド「9090(ナインティナインティ)」とのコラボで、宝鐘マリンをイメージしたパーカーやTシャツが2024年に発売されました。アパレルブランドとのタイアップはVTuber界でも珍しく、普段VTuberを知らない層にもリーチする結果となりました。デザインも普段使いできるおしゃれさで、ファンのみならず一般層にも好評を博しました。
  • 広告・メディア出演:
    • ソフトバンクCM: 2024年末、ソフトバンクのWeb CMシリーズ「神ジューデンガール2」に宝鐘マリンが起用され、乃木坂46の池田瑛紗さんと共演しました。VTuberが大手通信企業の広告に出演するのは異例で、「画面に二次元キャラと実在のアイドルが同時に映る新鮮さ」がSNSでも話題になりました。マリン船長はCM内で持ち前の存在感を発揮し、視聴者に強いインパクトを残しました。
    • ゲーム内コラボ: モバイルゲームやオンラインゲームとのコラボも積極的に行われています。代表例として、World of Warshipsでは彼女をモデルにした艦長キャラクターが登場しスペシャルボイスを担当、妖怪ウォッチ ぷにぷにでは期間限定イベントで宝鐘マリンのキャラが追加、CARAVAN STORIESではゲーム内NPCとして出演、など様々なゲームに顔を出しています。自分の好きなVTuberがゲーム内で動く様子はファンにとって格別であり、コラボ実装時には各ゲーム内でも大いに盛り上がりました。
    • タイアップ楽曲: 企業案件の一環で楽曲に参加することもあります。2025年にはラム酒ブランドのバカルディが手掛けた音楽企画「Sound Distillery」にて、有名アーティストKj(Dragon Ash)・女性ラッパーのMamikoらとコラボした楽曲『サンバースト』にフィーチャーされました。リアル音楽シーンのアーティストと肩を並べて曲を出すという快挙に、VTuberファンのみならず音楽ファンからも称賛の声が上がりました。

これらのグッズ展開・コラボの事例からも分かるように、宝鐘マリンはVTuberの枠を超えて様々な業界と接点を持つ存在となっています。ファンにとってはグッズ購入やイベント参加を通じて直接応援できる機会が増えますし、企業側にとっても彼女の知名度・集客力は非常に魅力的です。結果としてWIN-WINのタイアップが次々実現しており、その幅広い活躍ぶりはVTuber界の中でも突出しています。

ファン文化(ファンアート・ミーム・SNSでの反響)

宝鐘マリンの人気を支えるファンコミュニティ「宝鐘の一味」は、ホロライブ内でも指折りの創作意欲旺盛なファン層として知られています。ファンは彼女の魅力を二次創作という形でも発信し、独自の文化を築いています。

ファンアートとイラスト文化

冒頭でも触れた通り、ファンアート用ハッシュタグ「#マリンのお宝」には日々多くのイラストが投稿されています。宝鐘マリン自身が絵心のあるVTuberということもあり、ファンアート界隈も非常に活発です。
彼女の特徴的な衣装や表情は絵描きにとって描き甲斐があるらしく、かっこいい海賊船長風から可愛いデフォルメキャラ、一歩進んだセクシーイラストまで多種多様です。中には凝った漫画形式で配信の名場面を再現するファンや、自作の3Dモデルを作ってしまう猛者もいます。
宝鐘マリン本人も配信やTwitterでそうしたファンアートをよく取り上げ、「上手すぎる!」「こんな船長も良いね~」と嬉しそうにコメントしています。公式からも彼女初のファンブック兼コミックアンソロジー『#お宝海賊日誌』(2022年刊行)が発売され、プロ・アマ問わず多数のイラストレーターが彼女をテーマに作品を寄稿しました。VTuberのファンブックが出版されること自体が異例ですが、宝鐘マリンのアート映えするキャラクター性とファンの熱量がそれを可能にしたと言えます。

ミーム・ネタ文化

ネット上で流行するミーム(ネタ画像・ネタ動画)の世界でも、宝鐘マリンは豊富な素材を提供しています。例えば先述の「I’m horny!」発言は海外掲示板や動画サイトで切り抜かれ、英語圏のVTuberファンに強烈な印象を残しました。その勢いで「ホロライブの変態お姉さん」として海外でバズり、一時期は配信チャットが海外ニキだらけになる現象も起きたほどです。
また、日本国内では彼女の独特な笑い声「HAHAHA☆」の音MAD(音ネタ動画)が大量に作られたり、配信中の面白場面をコラ画像化したりと、二次創作ネタの宝庫になっています。宝鐘マリン本人が持つコミカルな動き・セリフ回しが、クリエイター魂を刺激するのかもしれません。
中でも有名なのは、切り抜き動画タイトルにもよく使われる「宝鐘マリンお許しください!」というフレーズです。これは彼女があまりに下ネタを言いすぎた際に自嘲気味に発する決めゼリフで、視聴者側が「こちらこそありがとうございます」と返すのがお約束の流れです。このようなファンとの掛け合い型ミームが存在するのも、彼女の配信ならではの文化でしょう。コメント欄では配信開始前から「待機なんだワ!」(※彼女の口癖だと一部で思われている言い回し)と書き込まれるなど、ファン側もノリノリでネタを継承しています。

SNSでの反響・世間のリアクション

Twitter(X)では、宝鐘マリンに関する話題がしばしばトレンド入りします。配信タグ「#宝鐘マリン生放送」は配信中リアルタイムでファンが感想を呟く場になっており、大きな企画のたびに何千ものツイートで溢れかえります。特に衣装お披露目やオリ曲公開の際には、「宝鐘マリン新衣装」「マリン船長○○」といった関連ワードが日本のトレンド上位を占め、一般のネットユーザーの目にも留まっています。
たとえば2022年7月の新衣装+新曲発表配信時は、瞬間的に国内トレンド1位を獲得。2024年1月に登録者300万人を達成した際も「300万人」がトレンド入りし、多くの祝福メッセージやニュース記事が出回りました。
またYouTube上では、公式切り抜き動画やファンメイドのダンス動画などが再生数ミリオン単位のヒットを飛ばすことも珍しくありません。海外人気の指標となる英語字幕付きの切り抜き動画でも、宝鐘マリンのコンテンツは安定した需要があります。「Senchou funny moments」「Marine lewd jokes compilation」といった動画タイトルで、彼女の魅力が海外ユーザーにも伝わり、コメント欄では各国の言語で賑わっています。
さらに、宝鐘マリンの影響はバーチャルの枠を超えてリアルにも波及しています。コミックマーケット(コミケ)などの同人イベントでは彼女のファン有志が制作したグッズや本が頒布され、長蛇の列ができるほどの人気です。コスプレ会場でも宝鐘マリンの衣装を身に纏ったレイヤーさんが毎回必ず見受けられ、その完成度がSNSで拡散されたりもします。彼女の特徴的な海賊衣装はコスプレイヤーにとってもチャレンジしがいがあるらしく、国内外問わず様々な方が挑戦しています。本人もそれをSNSで見かけると「クオリティ高すぎ!嬉しい!」と反応しており、ファンとの交流を楽しんでいます。

このように、宝鐘マリンのファン文化は非常にクリエイティブで一体感が強いのが特徴です。単に受動的にコンテンツを消費するだけでなく、ファン自らが彼女を題材に創作・発信し、それを本人も楽しむという好循環があります。VTuberという文化が浸透してきたとはいえ、ここまでファンとの双方向コミュニケーションが盛んな例は多くありません。宝鐘マリンと一味の関係は、まさに海賊船長とクルーが同じ船で冒険を繰り広げているかのような、熱くて温かい絆で結ばれているのです。

その他トリビア・業界内での立ち位置

最後に、これまで触れてこなかった細かなトリビアや、宝鐘マリンのVTuber業界内での立ち位置について補足します。

●業界内での評価と存在感
宝鐘マリンはその人気と実力から、VTuber業界内外で高く評価されています。メディアの取材や特集記事でも引っ張りだこで、「VTuber界の現象を語る上で欠かせない人物」としてしばしば名前が挙がります。
例えばカバー株式会社(ホロライブ運営)の谷郷元昭CEOはインタビューで「宝鐘マリンは強いIP(知的財産)を創出する好例」と述べており、彼女のキャラクターや才能がホロライブ全体のブランド力向上に大きく貢献していると評しています。実際、ホロライブが目指す「タレントの個性最大化」という方針を体現した存在として、社内外から一目置かれる存在です。
また2024年には、お笑いコンビ錦鯉の渡辺隆さんがテレビ番組で「宝鐘マリンは“VTuber界の大谷翔平”だ」と熱弁しました。渡辺さん自身VTuberに詳しいことで知られますが、その彼が「彼女は面白いトークもできて歌もすごい、二刀流の活躍ぶりはまさに大谷選手のようだ」と表現したのです。これには宝鐘マリン本人も恐縮しつつも満更でもない様子で、自身の配信でこのエピソードを笑顔で語っていました。業界を代表する存在として地上波で語られるほどになったことは、ファンにとっても誇らしい出来事でした。

●意外な経歴・エピソード
宝鐘マリンのバックグラウンドとして興味深いのは、「VTuberになる前は一般企業の会社員だった」という点です。いわゆるOL(オフィスレディ)として働いていた経験があり、その頃の体験談を配信で明かすことがあります。
中でも有名なのが「冬のボーナスがみかん」という衝撃エピソードです。かつて勤めていた会社はいわゆるブラック企業気味だったらしく、社員へのボーナスが現金ではなく季節の果物(冬はみかん、夏は梨=”なし”)だったという冗談のような実話を披露しました。これには視聴者も驚きつつ大笑いし、「だからボーナス無し(梨)ってか!」と彼女自身がオチをつけるなど、笑い話に変えています。
このような苦労人エピソードはファンの間で語り草になっており、「元社畜が夢を掴んだ物語」として宝鐘マリンの人間的魅力を高めています。現に彼女は「社会人経験のおかげで多少のことでは動じないし、話のネタも増えた」と前向きに捉えており、異色の経歴さえもプラスに転じています。

●ホロライブ内での役割
ホロライブ3期生(ホロライブファンタジー)は「伝説の世代」とも言われ、兎田ぺこら、宝鐘マリン、白銀ノエル、不知火フレア(+卒業した潤羽るしあ)と人気者揃いです。その中でも宝鐘マリンはまとめ役・盛り上げ役としてチームを牽引してきました。
3期生合同ライブ「FAN FUN ISLAND」(2021年開催)では海賊団をテーマにした寸劇仕立てのライブが行われ、宝鐘マリンは自ら脚本のアイデア出しにも関わり、船長役として物語の中心を担いました。仲間をまとめつつ自分も全力で楽しむ姿は、まさにリアル海賊団の船長さながらでした。
配信外でも後輩たちに慕われる存在であり、特に新人がデビューすると率先して絡みに行く面倒見の良さがあります。新人側からしても「船長とコラボできるなんて!」と憧れる存在のようで、緊張する相手に「緊張しなくていいよ~!」と軽妙なトークでリラックスさせる場面も見られました。ホロライブ内では姉御肌ポジションとして、縁の下で組織を支える頼もしさも備えています。

●記録づくめのスーパースター
宝鐘マリンが打ち立ててきた記録も数多く存在します。スパチャ(スーパーチャット)累計金額では2020~2021年頃、世界トップクラスの座に何度も輝きました。YouTube公式から贈られるゴールドクリエイターアワード(登録者100万人達成)もホロライブ内でいち早く受賞し、さらにはダイヤモンドアワード(登録者1000万人)にも手が届くのではと期待されています。VTuber個人で登録者数数百万というのは未だ極少数ですが、その中で着実に数字を伸ばし続けているのは驚異的です。
また、同接数や総再生時間のランキングではホロライブメンバー(とりわけ兎田ぺこら)と並んで常連となっており、配信業界全体で見ても女性ストリーマーとしてトップクラスの指標を叩き出しています。2023年のデータでは、世界の女性配信者ランキングにおいて宝鐘マリンが1位(兎田ぺこらと同率)を獲得したとの報告もあり、これはVTuberというジャンルが既存の配信界隈でも無視できない存在になったことを示しています。その牽引役となった彼女の功績は大きいでしょう。

●クロスオーバーと今後
VTuber業界外とのクロスオーバー事例も増えており、宝鐘マリンはバーチャルとリアルの橋渡し役のような存在になりつつあります。前述したテレビ出演や企業CM起用などはまさにその象徴です。さらに2024年には映画『ゴーストバスターズ/アフターライフ』の日本語吹替版で端役の声優に挑戦するサプライズもありました。これは番組の企画で実現したものですが、本人は憧れの声優業への一歩としてとても喜んでいました。
今後も彼女の活躍はVTuberシーンに留まらず広がっていくことが予想されます。実際、音楽の分野ではホロライブ初の公式アルバムをリリースする計画や、さらなるソロコンサートツアー構想も囁かれています。宝鐘マリンが業界内で築いた実績と信頼は、後進のVTuberたちのお手本にもなっており、「船長のように愛されるVTuberになりたい」という声も多く聞かれます。

以上、宝鐘マリンの歩みからキャラクター、配信内容、人気の秘訣、ファン文化、そしてトリビアまで多角的にご紹介しました。彼女の存在はホロライブさらにはVTuber文化全体を語る上で欠かせないものとなっています。では最後に、当ブログ管理人による所感を述べさせていただきます。

管理人のひとこと

初心者の方にとって宝鐘マリンは「セクシーで面白い海賊のお姉さんVTuber」という印象から入るかもしれませんが、彼女の魅力はそれだけに留まりません。私自身、初めは派手な見た目に惹かれて配信を覗いたのですが、テンポの良いトークやオタク心をくすぐる話題の数々に一気に引き込まれました。下ネタすら上品な笑いに変えてしまう巧みさと、視聴者を心から楽しませようとするサービス精神に「この人、本当にエンターテイナーだなあ」と感服したのを覚えています。

さらに感心するのは、一つひとつの企画や作品への並々ならぬ情熱です。オリジナル楽曲の完成度、凝ったMV演出、ライブでの全力パフォーマンスなど、舞台裏で相当な努力を積んでいることが伝わってきます。それをひけらかさずサラッとやってのけるので、後から制作秘話を知って驚かされることもしばしばです。ファンとして、常に新しい挑戦を見せてくれる彼女の姿勢が誇らしく、応援しがいがあると感じます。

もしこの記事で興味を持たれた方がいましたら、ぜひ宝鐘マリン船長の配信アーカイブや楽曲MVをいくつか観てみてください。おすすめは笑いあり涙ありの記念配信や、中毒性抜群のオリジナル曲MV群です。きっと「これだけ多才でサービス精神旺盛なら人気者になるのも納得だ」と感じていただけるはずです。そして何より、見終わった頃にはあなたも立派な“宝鐘の一味”の一員として「Ahoy!!」と元気に挨拶したくなっていることでしょう。

今後も船長の航海から目が離せません。宝鐘マリンという唯一無二のVTuberが、これからどんなお宝を見せてくれるのか、ファンの一人としてワクワクしながら追いかけていきたいと思います。最後までお読みいただきありがとうございました。

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