はじめに
ホロライブはバーチャルYouTuber界のトップを走る大規模プロジェクトであり、そのメンバーのソロライブはいつも話題を呼びます。
ここではデビュー初期のオンラインライブから大型アリーナでの公演、さらに海外での開催まで、ホロライブ所属メンバーが行ってきたソロライブを時系列にまとめます。
公演日と会場、ライブのテーマやトピックを追いながら、ホロライブが築いてきたライブの歴史と進化を振り返ります。
特定のライブだけを取り上げるのではなく、全体の流れを通して見ることで、それぞれのメンバーがファンとともにどのように成長してきたかが見えてきます。
次々と開催されるソロライブは、ホロライブの勢いを象徴するものです。
その全容を知れば今後のライブにももっと期待できるでしょう。
ソロライブ一覧
湊あくあ あくあ色すーぱー☆どり〜む♪(2020年8月21日) |
AZKi 8th LiVE Rewind & Reunion(2021年9月12日) |
角巻わため わためぇ Night Fever!! in Zepp Tokyo(2021年10月12日) |
ときのそら Theatrical Cover Live「Role:Play」(2022年1月22日) |
湊あくあ あくあ色 in わんだ〜☆らんど♪(2022年1月28日) |
猫又おかゆ 1st Live『ぽいずにゃ〜しんどろーむ』(2022年9月30日) |
ときのそら 5th Anniversary Live「宇宙と時空のミルキーウェイ」(2022年11月19日) |
星街すいせい 2nd Solo Live「Shout in Crisis」(2023年1月28日) |
常闇トワ 1st Solo Live「Break your ×××」(2023年10月13日) |
兎田ぺこら 1st Solo Live「Usagi the MEGAMI!!」(2023年12月6日) |
角巻わため 2nd Live「わためぇ Night Fever!!」(2024年1月31日) |
AZKi Major Debut LiVE「声音エントロピー」(2024年8月3日・9月17日・18日) |
さくらみこ 1st Live「flower fantasista!」(2024年10月26日) |
宝鐘マリン 1st Live「Ahoy!! キミたちみんなパイレーツ♥」(2024年12月7日・8日) |
白上フブキ 1st Solo Live「FBKINGDOM ANTHEM」(2025年2月13日) |
Mori Calliope 2nd Solo Live「Grimoire」(2025年2月26日) |
猫又おかゆ 2nd Live「なるそにゃうーりすぺくと」(2025年5月28日) |
天音かなた 1st Solo Live「LOCK ON」(2025年8月13日) |
大神ミオ 1st Live「Our Sparkle」(2025年9月10日) |
AZKi SOLO LiVE 2025「Departure」(2025年11月19日予定) |
2020年 ‐ あくあのオンラインソロライブが先陣を切る
ソロライブの流れは2020年に始まりました。
湊あくあは二周年記念としてオンラインライブ「あくあ色すーぱー☆どり〜む♪」を開催しました。
公演は2020年8月21日に行われ、ニコニコ生放送とBilibiliで配信されました。
開演時間は20時で、開場の19時30分から22時まで約二時間にわたる配信でした。
このライブは彼女にとって初の単独公演であり、MCや歌唱に工夫を凝らして視聴者を魅了しました。
当時はまだ大規模な現地観客を入れる状況ではなかったため、オンライン配信を中心にした演出でメンバーの魅力が伝えられました。
MCではデビューから二年の軌跡を振り返り、ファンへの感謝を繰り返し伝えていました。
この公演の成功が他メンバーの挑戦を後押しする一歩になりました。
オンラインライブは視聴者とのインタラクティブな仕掛けも話題になりました。
あくあは画面越しのファンに向けてアンケート機能を使ったり、リアルタイムコメントを拾いながらトークを展開し、ただ見るだけでなく参加している感覚を高めました。
歌唱ではオリジナル曲のほかにカバー曲も織り交ぜ、バーチャルならではの演出で曲ごとに衣装や背景を変化させる試みが行われました。
ライブの最後には「また必ず直接会える日を楽しみにしている」と未来への約束を語り、視聴者からも温かいメッセージが寄せられました。
2021年 ‐ AZKiとわための初ワンマン
2021年に入ると配信中心だった活動から実際の会場に移った公演が増えます。
まずはAZKiが9月12日にオンライン限定のソロライブ「AZKi 8th LiVE Rewind & Reunion」を開催しました。
彼女はバーチャルシンガーとして活動しており、このライブでは自身の楽曲を時系列で振り返る構成になっていました。
同年10月12日には角巻わためがZepp Tokyoで初のワンマンライブ「わためぇ Night Fever!! in Zepp Tokyo」を行いました。
わためは日頃の歌枠配信で培った歌唱力を披露する場としてこのライブを位置づけていました。
会場には大勢の観客が詰めかけ、チケットが早々に完売したことから人気の高さがうかがえます。
新型コロナウイルスの影響で声出しが制限されていた時期でも、手拍子やペンライトを使った応援が行われ、オンライン視聴者もコメントで盛り上がりました。
AZKiの「Rewind & Reunion」は彼女にとって一区切りとなるライブで、活動初期からの歴史を辿るセットリストが組まれました。
初期の楽曲では当時の思い出を語り、中盤ではファンと共に歩んできた道のりを振り返る映像が流れ、感謝を伝える場面が印象的でした。
終盤には最新曲を披露し、次のステージへの決意を表明するなど、タイトル通り過去と未来を繋ぐ構成でした。
角巻わための初ライブはその歌声の力強さと温かさが際立ち、バンド編成やダンサーを導入するなど本格的なライブとして評価されました。
自作の作詞作曲曲を披露する場面もあり、彼女が単なるアイドルではなくアーティストであることを示した瞬間でもありました。
2022年 ‐ 本格的な会場ライブと再演
2022年1月22日にはときのそらがカバーライブ「Role:Play」を開催しました。
この公演は初のカバーアルバム「Re:Play」のリリース記念で、東京のサンシャイン劇場や大阪の松下IMPホール、そしてオンライン配信を組み合わせた複数会場同時開催でした。
昼夜の二公演があり、劇場と配信を合わせた試みはホロライブのライブ展開に新しい風を吹き込んだと言えます。
ステージではボーカロイド曲やアニソンなど様々なカバー曲を披露し、オリジナルの衣装と照明演出で観客を魅了しました。
このライブを通じてときのそらはパフォーマンスの幅を広げると同時に、カバーアルバムの楽曲をファンに浸透させることに成功しました。
同年1月28日には湊あくあが東京・豊洲PITで二回目のソロライブ「あくあ色 in わんだ〜☆らんど♪」を開催しました。
この公演は現地観客と配信の両方で行われ、初の現地公演として多くのファンが集まりました。
会場では新曲やライブ用にアレンジした楽曲が披露され、彼女のキャラクターを生かしたメルヘンなセットでファンを楽しませました。
ライブ後半では観客と一緒に踊れる楽曲も多く、オンライン配信を見ているファンもコメントを送りながら参加できるように工夫されていました。
2022年9月30日には猫又おかゆが立川ステージガーデンで初のワンマンライブ「ぽいずにゃ〜しんどろーむ」を開催しました。
このライブはブシロードがサポートし、彼女の1stアルバム発売記念として企画されました。
開演前からレトロゲームを彷彿とさせる映像演出があり、シルエットで登場したおかゆが「もぐもぐYUMMY!」を歌い始めると会場は大きな拍手に包まれました。
ライブはアルバム収録曲を中心に構成され、楽曲ごとに衣装やステージセットを変えるなどバラエティに富んだ演出が印象的でした。
ゲーム好きな彼女らしく、ゲーム内の体力ゲージが表示される演出やボス戦を模したステージングなど遊び心満載の構成がファンを楽しませました。
視聴者から「全肯定おかゆ」と呼ばれるほど肯定的な姿勢が特徴の彼女が、MCで感謝と決意を語る場面では客席から温かい拍手が送られました。
11月19日にはときのそらが葛飾シンフォニーヒルズ・モーツァルトホールで5周年記念ライブ「宇宙と時空のミルキーウェイ」を開催しました。
昼公演と夜公演の二部構成で、オンライン配信も行われました。
ゲストには冬の女王と呼ばれる広瀬香美が登場し、そらとデュエットする場面は大きな話題になりました。
宇宙と時空をテーマにした演出は星空の映像とバンド演奏が一体となり、過去と未来をつなぐコンセプトが観客の心に響きました。
この公演は周年ライブとしてだけでなく、ホロライブのライブ演出の幅を広げる重要なポイントになりました。
ときのそらの「Role:Play」は池袋サンシャイン劇場と大阪松下IMPホールをはじめとした複数会場で同時開催されました。
舞台は演劇のように緞帳が上がる演出で始まり、バンド演奏とともに彼女が舞台袖から登場するシーンでは観客から大きな歓声が上がりました。
セットリストにはカバー曲だけでなく、そら自身の代表曲「Dreaming Days」や「Wonderland」を組み込むことで、ファンへのサービスも忘れていませんでした。
客席が曲に合わせて揺れる光景はまさにライブハウスそのもので、バーチャルシンガーとしての枠を超えたステージパフォーマンスを示しました。
湊あくあの二度目のライブ「わんだ〜☆らんど♪」はファンタジーの国をテーマにしており、会場に巨大な門や城を模したセットが設けられました。
彼女はステージ上で王女のように現れ、冒頭からダンサーとともにコミカルなダンスを披露しました。
MCではファンを王国の住民に見立て、ゲーム形式で参加できるコーナーを用意するなど遊び心も満載でした。
ライブの最後には「みんながいてくれる限り、私は何度でも魔法をかける」と宣言し、会場と配信の両方で大きな拍手が響きました。
猫又おかゆのワンマンライブではアルバム「ぽいずにゃ〜しんどろーむ」の世界観を忠実に再現するため、ステージセットがゲームのダンジョンやネオン街など曲ごとに変化しました。
「カミサマ・ネコサマ」では青いレーザーが飛び交い、観客に向かって歌詞の文字が投影される演出で一体感を高めました。
「Suspect」から「あっかんべ」への流れでは暗転と同時にネオン街の映像が映し出され、激しいギターサウンドとともにおかゆのクールな姿を引き立てました。
その後も「毒杯スワロウ」や「琥珀糖」で曲ごとに衣装を替え、バラエティ豊かなボーカルが堪能できるライブとなりました。
ときのそらの5周年ライブは宇宙旅行を想起させる映像が始まり、そらが宇宙船に乗って銀河を旅する姿がスクリーンに映し出されました。
ライブ中盤にはピアノの弾き語りコーナーがあり、アコースティックアレンジで歌うことで素朴な歌声が際立ちました。
広瀬香美とのコラボでは冬の名曲とホロライブの代表曲がマッシュアップされ、世代を超えたファンが共に盛り上がる瞬間が生まれました。
2023年 ‐ すいせいとトワの新境地
2023年1月28日には星街すいせいが東京ガーデンシアターで二度目のソロライブ「Shout in Crisis」を開催しました。
公演はアルバム「Specter」の発売直後というタイミングで、重厚なストーリー仕立ての演出が注目を集めました。
ライブはロックサウンドを中心に生バンドがバックを務め、ダークな世界観の映像と共に観客を引き込みました。
代表曲「Stellar Stellar」や新曲「TEMPLATE」などが披露され、会場は熱気に包まれました。
彼女が歌唱だけでなくダンスや演技も交えて物語を表現する姿は「歌姫」の名にふさわしいものでした。
10月13日には常闇トワが立川ステージガーデンで初のソロライブ「Break your ×××」を実施しました。
彼女はこれまでロック系の楽曲やゲームコラボ曲で注目されてきましたが、ライブでは初のフルアルバム「Aster」の楽曲を中心に構成しました。
会場はスタンディングで、観客が体を揺らしながら盛り上がれるロックフェスのような雰囲気でした。
韓国・釜山でライブビューイングが行われるなど、海外ファンからの支持も高く、国際展開の兆しを見せました。
彼女はMCで「夢だったソロライブとアルバムが一緒に叶った」と語り、今後の挑戦への意欲を示しました。
同年12月6日には兎田ぺこらが有明アリーナで初のソロライブ「Usagi the MEGAMI!!」を開催しました。
この公演は「人類兎化計画」をテーマに一年間続けてきた企画の集大成として行われ、ステージには巨大な耳やメルヘンな城が再現されました。
ライブでは観客を「兎神一家」と呼び、MCではファンとの掛け合いを楽しみながら進行しました。
ナンセンスなギャグや間の取り方もぺこららしいアドリブが炸裂し、会場は常に笑いと歓声に包まれていました。
このライブで彼女は自身の人気の高さとバラエティ性を証明し、ホロライブ内でもエンターテイナーとして異彩を放ちました。
星街すいせいの「Shout in Crisis」ではライブ全体が一つの物語のように構成され、迫り来る危機に立ち向かう主人公を描いたストーリーが映像と歌で進行しました。
彼女は曲ごとに感情を演じ分け、怒りや悲しみ、希望を歌声だけで表現する技術が光りました。
また、ライブ中にギターを演奏するシーンがあり、マルチな才能を披露してファンを驚かせました。
常闇トワの「Break your ×××」はタイトル通り殻を破ることをテーマにしていました。
序盤から激しいロックナンバーで観客を煽り、ダンスパフォーマンスとシャウトが融合した姿は彼女の新たな一面を引き出しました。
韓国でのライブビューイングには多くの現地ファンが集まり、トワが韓国語で挨拶をする場面では大きな拍手が起こりました。
MCではゲームの話題や普段の配信では見せない素顔を見せるなど、ファンとの距離が縮まるアットホームな一面もありました。
兎田ぺこらの「Usagi the MEGAMI!!」では、彼女が用意した数々の仕掛けが会場を驚かせました。
大きなウサギの耳を模した照明が動きに合わせて揺れ、観客が頭に装着した光る耳飾りと連動する演出はまるで一体の生命体のようでした。
途中でお笑いコーナーが設けられ、観客参加型のミニゲームや即興漫才が披露されるなど、ライブでありながらバラエティ番組のような展開もありました。
最後の曲ではぺこらがステージ上で巨大なステンドグラスの扉を開き、暗闇の向こうに花火が上がる映像が広がり、エンディングの余韻が長く続きました。
2024年 ‐ みこちとマリンがアリーナを埋める
2024年1月31日には角巻わためが東京ガーデンシアターで二度目のソロライブ「わためぇ Night Fever!!」を開催しました。
Zepp Tokyoでの初ライブから規模を拡大し、オリジナル楽曲のみで構成したセットリストで挑みました。
ステージには巨大な羊のオブジェが設置され、メルヘンとロックが融合した独特の世界観が展開されました。
ライブの最後には次の目標としてさらなる大きな会場での開催を宣言し、ファンと共に成長していく姿勢を示しました。
10月26日にはさくらみこが有明アリーナで初のソロライブ「flower fantasista!」を開催しました。
活動7年目にして念願の初ワンマンで、発売したばかりのアルバム「flower rhapsody」の楽曲を中心に披露しました。
ステージは桜や花をモチーフにした装飾が施され、彼女の可愛らしさと力強さを両方表現する構成でした。
MCではデビュー当時の苦労や仲間への感謝を涙ながらに語り、長年応援してきたファンから大きな声援が送られました。
12月7日と8日には宝鐘マリンがKアリーナ横浜で初の二日間公演「Ahoy!! キミたちみんなパイレーツ♥」を行いました。
彼女はテレビ出演や楽曲ヒットで知名度が高く、チケットは即完売しました。
ライブは海賊船を模したステージで展開され、ライブバンドとゲストが登場してミュージカルのような演出が観客を驚かせました。
テーマは二日間で異なり、一日目は冒険を、二日目は宝探しをモチーフにしていたため連続で参加したファンも飽きさせない作りでした。
MCでは「自分を応援してくれるみんなは宝物」と語り、船長としてのキャラクターと素顔のギャップが魅力的でした。
彼女がライブの最後に次の航海を予告したとき、会場のファンは涙と歓声で応えていました。
角巻わための二度目のライブでは、彼女が自ら脚本を書いたミニドラマが上映され、羊の国を旅する物語と楽曲が連動する工夫がありました。
ファンに対してメンバー同士の友情や支え合いの話題を盛り込み、会場からは「泣いた」「温かい気持ちになった」という声が相次ぎました。
ライブ後にはサプライズで新衣装が発表され、次の展開に対する期待感を高めました。
さくらみこの「flower fantasista!」では、彼女の象徴である桜色の照明が会場を染める中、アイドルらしいキュートな楽曲とロック調の楽曲を織り交ぜる構成でした。
ダンサーと共に踊る場面では観客も振り付けを真似て一緒に踊り、会場全体が一つの花畑のように揺れました。
彼女は長期休養から復帰した経験を持ち、ライブのMCではその時の不安や支えてくれた仲間への感謝を語り、多くのファンが涙しました。
宝鐘マリンの二日間公演はバンド演奏の迫力に加え、舞台装置も豪華でした。
海賊船の船首がステージ前方に突き出し、帆が巨大なスクリーンとして映像と連動し、ライブ全体が海洋冒険のような体験になりました。
一日目の冒険編では敵船との戦闘を再現するアクションシーンが盛り込まれ、二日目の宝探し編では謎解きゲームが導入され、観客も参加できる仕組みでした。
マリンのエネルギッシュな歌声とトーク力は圧倒的で、会場の一体感が他のライブとはまた違う雰囲気を生み出していました。
2025年 ‐ フブキ・かなた・おかゆ第二章・カリオペUS公演
2025年はホロライブにとって大きな節目となりました。
2月13日にはホロライブ1期生でゲーマーズの白上フブキがピアアリーナMMで初のソロライブ「FBKINGDOM ANTHEM」を開催しました。
会場は「フブキングダム」という架空の王国をモチーフにし、ゲストとして同僚のさくらみこや星街すいせいが登場しました。
ライブでは「Say!ファンファーレ」といった代表曲のほか、新曲も披露されました。
彼女はMCで「デビューから五年間続けてこられたのはみんなのおかげ」と語り、感極まって涙を流す場面もありました。
2月26日にはホロライブEnglish所属のMori Calliopeがロサンゼルスのハリウッドパラディアムで二度目のソロライブ「Grimoire」を開催しました。
この公演はホロライブ史上初の海外単独ライブであり、英語と日本語の両方で進行されました。
会場には現地ファンのほか、日本や世界各国から訪れたファンが集まり、22曲ものオリジナル曲を披露しました。
生バンドによる演奏に加え、骸骨ダンサーと組んだ演出はロックとゴシックを融合させた彼女らしい世界観を体現していました。
ライブが終盤に近づくと「次はもっと大きな会場で会おう」と宣言し、海外進出の第一歩として大成功を収めました。
5月28日には猫又おかゆが横浜のぴあアリーナMMで二度目のソロライブ「なるそにゃうーりすぺくと」を開催しました。
彼女はYouTubeの登録者数が200万人を突破したことを記念し、前作よりも規模を大きくして観客を集めました。
ライブでは彼女の楽曲だけでなく、ゲストとのコラボ曲や新曲も披露され、観客から大きな歓声が上がりました。
MCでは「みんなの支えがあったからここまで来られた」と感謝を述べ、ライブ後半では次の夢として海外ライブを目指すと宣言しました。
8月13日には天音かなたが有明アリーナで初のソロライブ「LOCK ON」を開催しました。
彼女は初ライブに合わせてセカンドアルバム「Trigger」をリリースし、ライブではアルバムの楽曲を中心に披露しました。
ステージセットは彼女のイメージカラーである水色を基調に、天使と銃撃戦を融合させた独特の世界観を表現しました。
MCでは「このライブができたのは皆さんの応援とスタッフさんのおかげです」と涙ながらに語り、会場中が温かい拍手に包まれました。
2025年11月19日にはAZKiがぴあアリーナMMで「Departure」と題したソロライブを開催する予定です。
これは彼女にとって約4年7か月ぶりの現地単独公演で、開場17時開演18時30分と発表されています。
ライブではこれまでの活動の集大成と新しい挑戦を織り交ぜたステージになると予告されており、ファンの期待が高まっています。
白上フブキの「FBKINGDOM ANTHEM」では、王国を模したステージに白い城や旗が立てられ、彼女が王冠をかぶって登場しました。
ライブ冒頭では国王の宣言風のナレーションが流れ、ファンは「臣民」として招かれる演出に大歓声を上げました。
途中にはドラマ仕立ての映像が挟まれ、彼女が王国を守るために仲間と力を合わせるストーリーが展開され、ライブが単なるコンサートにとどまらないエンターテインメントであることを示しました。
アンコールでは会場全体が「フブキ王国賛歌」を合唱し、彼女が目に涙を浮かべながら感謝を述べる姿に胸を打たれたファンも多かったようです。
Mori Calliopeの「Grimoire」では彼女の歌声に合わせて映像がページをめくるように切り替わり、各章ごとに異なる物語が展開されました。
登場時には真っ黒な衣装に身を包み、大鎌を持って台上に立ち、ダークファンタジーの世界観が会場を包みました。
中盤ではラップパートを披露し、英語と日本語のリリックを自在に行き来するスキルに観客が熱狂しました。
ライブ終盤で彼女は「一人ではなくみんなと作るライブが好きだ」と語り、ファンに向けて新曲の制作や次回ライブの構想を示唆しました。
猫又おかゆの「なるそにゃうーりすぺくと」は1stライブの成功を経て、さらなる進化を遂げた公演でした。
ステージは「宇宙猫」をテーマに、宇宙船や惑星を模した装置が登場し、彼女自身が船長となって観客を宇宙旅行へと誘うストーリー仕立てでした。
ゲストには戌神ころねがサプライズ出演し、二人で「ねころんだ」「友達の歌」をデュエットする場面では会場が大歓声に包まれました。
かなたの「LOCK ON」では、ステージ中央に巨大なターゲットを模した円形スクリーンが設置され、曲に合わせてロゴや映像が変化しました。
彼女はダンスパフォーマンスにも力を入れ、天使の羽を模した衣装で激しい振り付けをこなしながらも高音を維持する姿にファンは釘付けになりました。
MCでは2ndアルバム「Trigger」の制作裏話や今後の夢を語り、ゲストとして同じ4期生の角巻わためが登場してデュエットを披露しました。
AZKiの2024年のメジャーデビューライブ「声音エントロピー」は2024年8月3日に横浜のKT Zepp Yokohamaで、9月17日と18日に東京・豊洲PITで開催されました。
彼女にとって約4年7か月ぶりのリアルライブとなり、観客と直接対面する感動が伝わるライブでした。
ロックバンドを従えた演奏に加え、ステージ上では彼女がこれまでにリリースした楽曲の中からファン人気の高い曲を続々と披露しました。
MCではメジャーデビューまでの苦労や仲間への感謝が語られ、会場は拍手と歓声に包まれました。
「Departure」はその流れを受けての集大成となる予定で、タイトル通り新たな旅立ちを象徴するライブになるでしょう。
大神ミオは2025年9月10日に神奈川県横浜市のぴあアリーナMMで自身初のソロライブ「Our Sparkle」を開催しました。会場は17時開場、18時30分開演で、配信開場は18時とされ、現地チケットは抽選制、配信はSPWNとZAIKOで販売されました。ライブは彼女初の全国流通フルアルバム「My Sparkle」発売に合わせたもので、人生の旅路をテーマに人気曲「Howling」のリミックスなど全11曲を収録したアルバムと連動した内容になっており、ステージでは大神ミオの放つ光と観客の想いが一つの輝きとなってステージを包むというコンセプトが掲げられました。
これからのソロライブとホロライブの展望
ホロライブのソロライブは年々規模が大きくなり、演出も多様化しています。
初期のオンライン中心の公演から、東京の大規模ライブハウスやアリーナ、海外の会場へとステージが広がっています。
各メンバーが独自のテーマとストーリーを持つことで、ライブは単なる楽曲披露の場に留まらず一つのショーとなっています。
また、ゲスト出演や他メンバーのサポートも多く、ホロライブ全体の絆と広がりを感じさせる場面が増えました。
2025年以降もさらに多くのメンバーがソロライブに挑戦することが予想され、配信技術の進化に伴って海外ファンとの距離も縮まるでしょう。
ホロライブはVTuber文化を世界に広げる牽引役として、ライブの現場でも挑戦を続けています。
ファンとしてはそれぞれのメンバーが描く世界に浸り、一緒に成長の瞬間を共有することが一番の楽しみです。
管理人のひとこと
ここまでホロライブのソロライブを振り返ってきましたが、こうしてまとめてみると各メンバーが自分らしさを貫きながら常に新しい挑戦をしていることが分かります。
オンライン配信しかなかった時期でも彼女たちは諦めず、今ではアリーナを満員にするほどになりました。
個人的には、初めて現地参加したライブでメンバーが観客席を見つめながら「ありがとう」と言った瞬間に胸が熱くなったのを覚えています。
これからもホロライブのソロライブはファンにとって特別な時間となるでしょう。
次はどのメンバーがどんな世界を見せてくれるのか、今から楽しみで仕方ありません。
参考文献
ホロライブ所属VTuber「湊あくあ」、自身初となるソロライブ「湊あくあ アニバーサリーライブ 2020 『あくあ色すーぱー☆どり~む♪』」を、8月21日(金)に開催決定!
AZKi 8th LiVE「Rewind & Reunion」
角巻わため 1st Live「わためぇ Night Fever!! in Zepp Tokyo」Supported By Bushiroad
ときのそら Theatrical Cover Live「Role:Play」
湊あくあ ワンマンライブ2022「あくあ色 in わんだ~☆らんど♪」
「猫又おかゆ」1st Live.『ぽいずにゃ〜しんどろーむ』
「ときのそら」5th Anniversary Live『宇宙(そら)と時空(とき)のミルキーウェイ』
「星街すいせい」《Hoshimachi Suisei 2nd Solo Live “Shout in Crisis”》
常闇トワ 1stソロライブ “Break your ××ד
角巻わため 2nd Live「わためぇ Night Fever!! in TOKYO GARDEN THEATER」
さくらみこ1st Live “flower fantasista!”
宝鐘マリン1stライブ「Ahoy!! キミたちみんなパイレーツ♡」
白上フブキ1stソロライブ FBKINGDOM “ANTHEM”のオフィシャルレポート公開!@ぴあアリーナMM
「Mori Calliope」の2ndソロライブMori Calliope 2nd Concert “Grimoire”がアメリカ・ロサンゼルスにて開催決定!
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