【物議】ホロライブ7th fes STAGE4「はあちゃま&ころさん不出演」告知が“公式注記”っぽく見えた件、発表の仕方これで良かったのか?

背景知識

まず前提として「7th fes」と「EXPO」は何が違うのか

hololive SUPER EXPOは、展示やステージ企画などを含む総合イベントです。
hololive fes.は、いわゆるライブ公演で、複数日程のSTAGEに分かれて実施されます。
このため「fes.に出ない」と「EXPOの何かに関わる」は両立し得ます。
ファン側はここを混同しやすく、運営側はここを短文で説明しづらい、という構造があります。
今回も「本公演への出演はない」という表現が使われており、これはライブ公演の話だと読み取れます。

事実整理として確認できること

イベント公式サイト上で、hololive SUPER EXPO 2026とhololive 7th fes. Ridin’ on Dreamsの開催が案内されています。
開催期間は2026年3月6日から3月8日で、会場は幕張メッセの国際展示場や幕張イベントホールを含む構成として記載があります。
fes.側はSTAGE1からSTAGE4までの開催日時がチケットページに明記されています。
STAGE4は2026年3月8日で、開場と開演の時刻もあわせて記載があります。
チケットの先行受付スケジュールも公式ページにあり、少なくともファンクラブ先行の受付開始は2025年12月8日夜と読める形で掲載されています。

「公式注記」として拡散された一文は何だったのか

出演者ラインナップのページ内で、DAY3 hololive STAGE4の出演者リストの末尾に、赤井はあとさんと戌神ころねさんは本公演へ出演しない旨の注記が掲載されています。
この注記は、ページ構造上、STAGE4のブロックのいちばん下に配置されています。
そのため、SNS上では「STAGE4のところに注記が付いている」という見え方になりやすい状態でした。
ここが今回の「発表の出し方これで良いのか」という疑問の出発点になったと考えられます。

もう一つの公式発信としての「お知らせ」投稿

公式Xアカウント側でも、hololive 7th fes.に関して赤井はあとさんと戌神ころねさんの出演を見送る旨のお知らせが投稿されています。
投稿日時が明示された形で拡散されており、少なくともチケットの一次受付開始より前に出ている、という時系列関係は読み取れます。
つまり「告知自体が販売後だった」というタイプの問題とは分けて整理する必要があります。
一方で、ファンの情報取得経路が公式サイト中心かSNS中心かで、体感の早さや見つけやすさが変わります。

なぜ「注記だけっぽい」は不信感につながりやすいのか

結論から言うと、注記形式は悪ではありませんが、見落としやすい場所に置かれると説明責任を果たしていないように見える、という弱点があります。
特にライブ公演は、出演者が購入動機になりやすい商品です。
購入前に知りたい情報の優先順位が高いにもかかわらず、ページ下部の短文に収まっていると、情報設計として弱く見えます。
さらに今回の注記は、STAGE4ブロックの末尾に配置されているため、初見だと「STAGE4だけ外れたのか」「元々STAGE4に出る予定だったのか」という誤読が起こりやすい配置です。
文章自体は「本公演への出演はない」なので、実質はfes.全体の不出演を示すニュアンスに読めます。
しかし、読者は文章だけでなく配置でも意味を補ってしまうので、配置が誤読コストを生みます。

「短く言う」ことの合理性もある

運営が詳細理由を長文で説明しないこと自体は、必ずしも不誠実とは限りません。
体調や家庭事情が絡む場合、説明を増やすほど憶測と詮索が増え、当事者に負担がかかる可能性があります。
告知に必要なのは、出演するかしないかという事実と、チケット購入者が判断できる情報です。
この意味で、出演可否だけを簡潔に出すのは合理的です。
問題は簡潔さそのものではなく、その簡潔な情報が確実に届く設計だったかどうかです。

ファン側の納得感は「いつ」「どこで」「同じ文言で」出たかに左右される

同じ内容でも、発信場所が散っていると不安が増えます。
公式サイトの出演者ページに注記がある。
公式SNSにも短文で告知がある。
この二つが揃っていても、どちらかしか見ない層は「片方しか出ていない」と感じます。
さらに、公式サイト内でもNews欄に載るのか載らないのかで、重要度の扱いが違って見えます。
人は「告知の置き場所」で運営の優先順位を推測してしまうからです。

「発表の出し方」を評価するための観点

ここからは賛否の前に、評価軸を整理します。
まず視認性です。
トップページやチケットページの近くに重要情報があるか、出演者ページの下部にだけあるかで到達率が変わります。
次に時系列です。
販売前に出ているか、販売後に出ているか、出すと決めてから出すまでの間に空白があるかが論点になります。
次に一貫性です。
サイトとSNSで同じ言葉を使っているか、同じ範囲を指しているかが重要です。
次に可逆性です。
出演者変更や不出演が起きた時に、購入者がどう救済されるのかが分かる設計かどうかです。
最後に、当事者保護です。
説明の出し方がタレントに矢面を立たせる構造になっていないか、という観点です。

今回の良かった点

販売スケジュールと照らすと、出演見送りの情報は先行受付開始より前に出ています。
これは購買判断を歪めにくいという意味で大きいです。
また、公式サイト側でも注記として明確に「本公演への出演はない」と書いており、事実関係の芯はブレていません。
加えて、短文で済ませていることで、理由の詮索を過度に誘導しない配慮にも見えます。
このあたりは、炎上を恐れて黙るよりは、必要な事実を出しているという評価ができます。

弱かった点

弱点は、情報設計として「最重要情報が注記の位置にある」ように見えたことです。
特にSTAGE4の末尾に置かれているため、文意と配置のギャップで誤読が起きやすいです。
また、重要告知がNews欄に出るタイプのサイト設計だと期待している人にとっては、注記だけだと軽く扱われたように見えます。
さらに、ファンの多くは画像告知やまとめ画像で情報を受け取るので、テキスト注記は見逃されやすいです。
つまり「出したかどうか」より「届く形で出したかどうか」が争点化しやすい状態でした。

「注記」形式が向いているケースと向いていないケース

注記が向いているのは、読み手が必ず該当箇所を見る導線がある場合です。
例えばチケット購入前に必ずチェックするページの上部に出るなら、注記でも機能します。
逆に向いていないのは、ページ末尾や折りたたみの奥など、到達率が落ちる場所に置かれる場合です。
この場合、形式が注記であること自体が問題なのではなく、配置が問題になります。

「運営が直前発表を望んだ」という話が燃えやすい理由

2025年12月13日の戌神ころねさんの配信をめぐり、外部メディアで運営側が開催直前に「急遽出演取りやめ」という形で発表する案を求めた、という趣旨が報じられています。
この報道が事実だとすれば、ファンが最も敏感に反応するのは「チケット販売との関係」と「説明の誠実さ」です。
なぜなら「直前の急な不出演」に見せることは、購入者の判断材料を意図的に減らす行為に見え得るからです。
一方で運営側には「余計な憶測を抑えたい」という動機があり得るので、動機と手段が噛み合っていたかが論点になります。
ここは感情的な断罪より、設計として適切だったかを分けて考えた方が整理しやすい部分です。

公式側の理想形は「見つけやすい最小限」

ファンにとって理想なのは、必要な事実が、買う前に、見つけやすい場所にあることです。
運営にとって理想なのは、当事者のプライバシーを守りながら、混乱を最小化することです。
この二つは両立します。
具体的には、理由は最小限で良いので、出演見送りだけはトップやチケット導線の近くに固定表示するのが強いです。
そして、出演者ラインナップページの注記は残しつつ、News欄にも同内容を短文で出すと、情報探索の経路差を吸収できます。

今後の改善案として現実的にできそうなこと

重要告知は「注記」ではなく「重要なお知らせ」枠に置くのが分かりやすいです。
どうしても注記にするなら、ページ冒頭にも同じ文言を置き、下部にも重ねるのが安全です。
「STAGE4の末尾」に見える配置を避け、「fes.全体に関する注記」と一目で分かる場所へ移すのが誤読防止になります。
SNSとサイトで言い回しを揃えると、スクショや引用で文脈が欠けても誤解が減ります。
チケットの払い戻し可否や問い合わせ導線があるなら、そこへの案内も同時に提示すると購入者目線の不安が減ります。
最後に、告知の主体はできるだけ公式アカウントと公式サイトに寄せ、タレント個人に説明の負担を背負わせない設計が望ましいです。

ファン側ができるセルフ防衛もある

拡散画像や切り抜きだけで判断せず、公式サイトの該当ページを確認する習慣は強いです。
特にチケット購入前は、出演者一覧と注意事項を一度は見に行くのが安全です。
不出演の理由について、本人や公式が明言していない部分は推測しない方が当事者の負担を増やしません。
不満がある場合でも、矛先を個人に向けると構造は改善しません。
情報設計の改善要望として、置き場所や表現の改善を求める形の方が、結果的にみんなにとって得になりやすいです。

まとめ

今回のポイントは「不出演の告知が無かった」のではなく、「注記に見える形で受け取られた瞬間があった」ことです。
告知の時系列だけを見ると、少なくとも販売前に情報が出ている側面があります。
一方で、出演者情報は購買判断の中核なので、見つけにくい配置は不信感を呼びやすいです。
短文での発信は合理的ですが、短文であるほど置き場所の設計が重要になります。
今後は、最小限の情報を、より確実に届く形で出すことが、運営にもファンにもプラスになるはずです。

参考URL

hololive SUPER EXPO 2026 & hololive 7th fes. Ridin’ on Dreams 公式トップ
https://hololivesuperexpo.hololivepro.com/2026/
fes. 出演者ラインナップページ
https://hololivesuperexpo.hololivepro.com/2026/fes/cast/
チケット情報ページ
https://hololivesuperexpo.hololivepro.com/2026/ticket/
Info Informationページ
https://hololivesuperexpo.hololivepro.com/2026/information/
公式X投稿の内容確認用
https://x.com/hololivetv/status/1997229694698364950
公式X投稿の閲覧補助ページ
https://search.yahoo.co.jp/realtime/search/tweet/1997229694698364950?detail=1&ifr=tl_quotedtw&rkf=1
赤井はあと休養報道
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/streamer_watch/2060814.html
戌神ころね配信活動休止報道
https://game.watch.impress.co.jp/docs/news/2061335.html
戌神ころねの発言が報じられた記事
https://yutura.net/news/archives/146625
戌神ころね配信アーカイブ
https://www.youtube.com/watch?v=_RcGQgu7rBU

管理人のひとこと

「告知が遅いのは許せない」と「詮索はしたくない」は、実は同居し得る感情だと思っています。
だからこそ、短くていいので、見つけやすい場所に同じ文言で置いてほしい、という要望に落とし込むのがいちばん建設的です。
運営の事情もタレントの事情もある中で、ファンができるのは、正確に確認して、必要な改善点だけを言語化して伝えることです。
推しを守る行動が、別の誰かを傷つける形にならないように、今回の件は「情報設計の問題」として見ていきたいです。

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