【謎すぎ】「チキン待機会場」とかいうホロライブ年末ワード、元ネタ知ったら“なるほど…”ってなるやつ

用語集

チキン待機会場とは

チキン待機会場とは、ホロライブ界隈で使われる言い回しのひとつです。
とくに兎田ぺこらのクリスマス時期の配信文脈で見かけることが多い用語です。
一言でまとめるなら、視聴者がチキンを用意して配信開始を待つための配信枠、またはその待機所を指す呼び名です。
厳密には、配信そのものだけでなく、配信開始前に表示される待機ページやコメント欄の空気感まで含めて語られることが多いです。
言葉の見た目はゆるいのに、背景にはちゃんとした経緯があります。
しかもその経緯が、良くも悪くもホロライブ的な「配信者と視聴者の距離感」を象徴しています。
だからこそ、用語集で扱うなら「ネタだから」で終わらせず、何を指し、どういう流れで定着したのかを押さえておく価値があります。

まず前提として「待機会場」って何

YouTubeのライブ配信には、配信開始前から入れる待機ページがあります。
この待機ページには、配信タイトル、サムネ、開始予定時刻、概要欄、そしてコメント欄が表示されます。
ファンは配信が始まる前からそこに集まり、始まる瞬間を待ちます。
この「始まる前に集まってざわざわする場所」を、ネットでは会場、待機所、待機枠などと呼ぶ文化があります。
ホロライブでも、ライブや企画があるたびに「会場はこちら」みたいな言い方が普通に使われます。
つまり「待機会場」という言い回し自体は、ホロライブに限らず一般的な配信文化の延長線上にあります。
そこに「チキン」という具体物がくっついて、ホロライブらしい固有名詞になったものが「チキン待機会場」です。

どうしてチキンなのか

日本では、クリスマスにチキンを食べるイメージが強いです。
そのため、クリスマス配信とチキンは相性がいいモチーフになります。
ただし「チキン待機会場」のチキンは、単なる季節感だけで説明しきれません。
この言葉が広がった決定打は、兎田ぺこらのクリスマスイブ配信をめぐる出来事と、その後に生まれたネットミームにあります。
ここを抜きにすると、用語の温度感が伝わりません。
なので少しだけ当時の流れを整理します。

元ネタになった出来事

発端として語られるのは、2021年12月24日のクリスマスイブです。
この日に兎田ぺこらは配信枠を用意しており、多くの視聴者が開始を待っていました。
しかし予定時刻になっても配信が始まらず、結果としてその枠のまま配信が行われない形になりました。
この待っている最中の空気から生まれた言葉として、「チキン冷めちゃった」という書き込みが広まりました。
報道・解説記事では、この言葉は匿名掲示板5chでの書き込みとして紹介されています。
そして、そのフレーズのわかりやすさもあって、SNSを中心に拡散し、ネットミーム化していきました。
当時の視聴者側の感情は、怒り一色というより、待っていたのに始まらない切なさや気まずさが混ざったものだったと言われます。
だからこそ、あの短いフレーズが「状況を一撃で説明してしまう言葉」として残ってしまいました。
後日、本人が配信をしなかった理由について語ったことも、複数メディアで触れられています。
耳の調子が悪かったことや、その日の配信状況を見て取りやめたといった説明が報じられています。
ここまでが「チキン冷めちゃった」側の話です。
そして「チキン待機会場」は、この流れを受けて生まれた言葉です。

「チキン冷めちゃった」から「チキン待機会場」へ

ネットミームは、放っておくと揶揄や擦りネタとして残り続けることがあります。
一方で、本人が受け止め方を変えると、空気が変わることもあります。
兎田ぺこらの場合、この一件は時間をかけて「いじられるネタ」として扱われる側面も出てきました。
その象徴が、翌年以降のクリスマス時期に登場する「チキン」系の配信枠です。
2022年には、クリスマスイブに「チキン待機会場」という名称の配信枠が作られたことがニュースとして取り上げられています。
さらに本人もSNSで、その枠へ誘導する投稿を行っています。
その投稿では、クリスマス配信を行う旨とあわせて、持ち物はチキンといった趣旨の呼びかけが見られます。
また、待機枠の固定コメントとして「やるかは分かんない」趣旨の文言が置かれていたことも報じられています。
この「確実にやるとは言わないけど枠は立てる」という距離感が、独特の緊張と笑いを生みます。
この時点で、ただの失敗談ではなく、年中行事の入口みたいな形に変換されていきました。
これが用語としての「チキン待機会場」が成立した瞬間と言っていいと思います。
言い換えるなら、視聴者側のミームが、配信者側の企画タイトルとして再輸入された形です。

「チキン待機会場」は何をする場所なのか

用語の意味をもう少し具体化します。
チキン待機会場は、基本的に「クリスマスに、チキンを用意して配信を待つ」というシチュエーションを前提にした枠です。
視聴者はコメント欄で雑談しながら、配信者が来るのを待ちます。
この時点で、配信内容は必ずしも固定されていません。
雑談になることもあれば、企画になることもあります。
重要なのは、内容よりも「待つ体験」そのものがイベント化している点です。
たとえばライブ会場に早めに着いて、開場を待ちながら友達と話す感覚に近いです。
ただし、オンライン配信の場合は会場の扉が開いたまま、演者がまだ来ないことがあります。
この「来るのか来ないのか」という揺れが、チキン待機会場の肝になります。
だからこそ、待機所に固定コメントが置かれたり、概要欄の書き方が匂わせになったりします。
視聴者はそれを材料にして、半分本気で、半分ネタで盛り上がります。
結果として、待機所だけで一つのコンテンツになることがあります。

「待機会場」というより「儀式」に近い理由

チキン待機会場が面白いのは、配信としての合理性だけで回っていないところです。
一回のライブ配信を視聴するだけなら、始まってから入れば十分です。
それでも多くの人が「待機」をしに行くのは、待つことが共通体験になるからです。
しかもクリスマスという日取りが、孤独や予定の差を強く感じさせます。
だから「みんなで同じ場所に集まって待つ」という行為が、妙に刺さります。
そこにチキンという季節アイテムが乗ると、いっそう儀式っぽくなります。
実際、視聴者は本当にチキンを買ってきて、食べるタイミングを配信に合わせたりします。
配信が始まらない時間すら、ネタとして共有されます。
この構造が、ネットミームの強度を上げてしまいます。
一度成立すると、毎年同じ時期に思い出され、再演されやすいからです。

似た言葉との違い

チキン待機会場とセットで語られやすいのが「チキン冷やし会場」です。
この二つは似ていますが、ニュアンスが違います。
チキン待機会場は、基本的に「待つ」側の言い方です。
チキン冷やし会場は、「待たせて冷える」側の皮肉や自虐が混ざった言い方です。
どちらも元をたどれば「チキン冷めちゃった」というフレーズの延長線上にあります。
そして後年になるほど、冷やし会場という言い方が目立つ年も出てきます。
メディア記事では、チキン冷やし会場がクリスマスイブ恒例の枠として扱われており、固定コメントも含めて紹介されています。
さらに、年ごとの演出の違いに触れている記事もあります。
こうした流れを踏まえると、用語としては次の理解がしっくりきます。
チキン待機会場は「期待して待つ」呼び方です。
チキン冷やし会場は「待つこと自体をネタ化した」呼び方です。
実際の使われ方は年や文脈で揺れますが、この芯を押さえると読みやすくなります。

なぜこのネタが炎上ではなく「風物詩」に寄ったのか

ここは客観的に語るのが難しい部分ですが、観察できる要素はあります。
まず、出来事そのものは視聴者の不満が出やすいタイプのトラブルです。
予定していた配信が始まらず、しかも待機していた人が多いほど、空気は荒れやすいです。
それでもこの件が「毎年のネタ」に寄っていったのは、本人側がミームを把握し、言及し、企画に取り込んだからです。
つまり、逃げるより先に「自分でネタにする」方向へ動いたのが大きいです。
ニュース記事でも、本人がこの件を把握していることや、後年の配信タイトルに反映されていることが触れられています。
視聴者側も、ずっと責め続けるより、笑いに変換したほうが救われる部分があります。
そしてクリスマスという日付が、ドラマを盛りやすいです。
この三つが重なると、炎上よりも年中行事として定着しやすくなります。
ただし、何でも笑いにできるわけではありません。
この件が比較的ネタとして回ったのは、本人の説明が後から出たこと、そして以降の行動で回収が続いたことが大きいと考えられます。
だから「チキン待機会場」を語るときは、ミームの面白さと同時に、当初は混乱があった事実も外さないほうが丁寧です。

チキン待機会場を初見で見た人が混乱するポイント

初見だと、まず言葉が意味不明です。
なぜチキンを待機するのかがわかりません。
次に「会場」という言い方が大げさに見えます。
さらに、待機しているのに配信が始まらない時間があると、何が起きているのか不安になります。
ここで背景を知らないと、普通に「放送事故」や「トラブル」と受け取ってしまうことがあります。
しかし実際には、待つこと自体がネタになっているケースがあります。
用語集としては、この誤解を先回りして潰しておくと親切です。
チキン待機会場は「チキンが主役の料理配信」だと決めつけないほうが安全です。
むしろ「クリスマスにチキンを絡めた待機ネタ」と理解しておくほうが外しません。

コメント欄の空気とマナーの話

待機所は、配信が始まる前から人が集まるので、空気が独特になります。
雑談が加速しやすく、内輪ネタも増えやすいです。
盛り上がる一方で、荒れやすい土壌でもあります。
だからこそ、初見の人は「このノリが正解なんだ」と無理に合わせなくて大丈夫です。
黙って見ているだけでもいいです。
コメントするなら、配信者や他の視聴者を追い詰める言い方は避けたほうがいいです。
チキン待機会場は、元をたどるとトラブルの記憶が混ざる用語です。
その分、悪意あるいじりに見えるラインも存在します。
ネタに乗るなら、相手が笑える範囲に留めるのが一番平和です。
用語が定着すると、「言っていい言葉」と「言われるとしんどい言葉」の境目がぼやけがちです。
だから用語集の記事では、面白がりつつも、扱い方の注意点を添えるのが無難です。

「チキン待機会場」が示しているホロライブ的コミュニケーション

ホロライブの配信文化は、視聴者の反応が次の企画に影響することが珍しくありません。
切り抜きやコメントが二次拡散し、それが配信者本人に届くスピードが速いからです。
チキン待機会場は、その循環がわかりやすく可視化された例です。
視聴者の書き込みがミーム化します。
ミームがSNSで広がります。
本人が把握し、配信タイトルや企画に組み込みます。
そして視聴者がまた反応し、翌年の期待値になる、という流れです。
外から見ると意味不明でも、中にいる人には「積み重ね」が見えるタイプの用語です。
用語集でこれを説明する意義は、単語の意味だけでなく、背景にある文化の伝達にあります。

2025年に見えた「ネタの公式化」

チキン関連の文脈は、2025年にも大きく話題になっています。
兎田ぺこらは「チキン冷めちゃった」というミームとの関係を踏まえる形で、オリジナル楽曲を出したことが報じられています。
公式の音楽情報ページでも、関連楽曲として案内が掲載されています。
また、MVがYouTubeで公開されていることも確認できます。
ここで重要なのは、ミームが単なる内輪ネタから、作品や企画のモチーフとして再構成された点です。
つまり「チキン待機会場」という言葉は、過去の一件を笑いに変えただけではありません。
その後の活動の中で、物語や楽曲にまで広がるテーマになっていった、という見方もできます。
もちろん、これは過剰に美談化する話ではありません。
ただ、ネットミームが「公式の創作物」に接続されるのは、誰にでも起こる現象ではないです。
そういう意味で、用語としての重みは年々増していると言えます。

用語集としてのまとめ

チキン待機会場は、兎田ぺこらのクリスマス時期の配信文脈で使われる言葉です。
YouTubeの待機枠を、チキンと結びつけて呼ぶことで成立したネタでもあります。
元ネタには、2021年クリスマスイブの配信をめぐる混乱と、「チキン冷めちゃった」というミームがあります。
その後、本人がこの文脈を把握し、翌年以降の配信枠タイトルなどに取り込んだことで定着しました。
待つこと自体がイベント化している点が、この用語の特徴です。
似た言葉にチキン冷やし会場があり、こちらは待たせる側の自虐や演出が強いニュアンスになります。
初見だと誤解しやすいので、用語集では由来と現在の使われ方をセットで説明すると親切です。
そして何より、ネタとして楽しむにしても、他人を嫌な気分にさせないラインを守るのが一番です。

管理人のひとこと

チキン待機会場って、言葉だけ見ると本当に意味がわからないんですよね。
でも由来を追うと、配信文化の「光と影」が一緒に詰まっている用語だと感じます。
待たされた側の気持ちがゼロになることはないし、配信者側にも事情があることは多いです。
その間を、ネタと儀式に変換して毎年の恒例行事にしてしまうのが、ホロライブ界隈の強さでもあります。
初見さんには伝わりにくい内輪ネタだからこそ、用語集では丁寧に噛み砕いて残していきたいです。
今年もチキンを買う人は、冷める前に自分のペースで食べましょう。
待機は楽しいけど、体調と睡眠が最優先です。
そして配信が始まったら、結局それが一番あったかいです。

参考URL

https://dengekionline.com/articles/165658/

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https://x.com/usadapekora/status/1606480540064190465/photo/1
https://x.com/usadapekora/status/1606625766665768961
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