2025年の活動休止発表とその背景
ホロライブ1期生の赤井はあと(愛称:はあちゃま)が、2025年10月末に活動休止を発表しました。発表に先立つ9月13日、はあちゃま本人(担当マネージャー代筆)のX(旧Twitter)投稿で「前向きなお知らせ❕9月16日から1ヶ月の休暇を取ります。いつも応援してくれてるみんなありがとん❤️」と休止を予告しており、一旦は短期の充電期間になると思われていました。
しかし休暇中の10月28日~29日には、彼女が行った配信で精神的に不安定な様子を見せ、ホロライブの内部事情にも触れる発言が飛び出します。この配信はSNS上で大きな波紋を呼び、様々な憶測を生む事態となりましたt。こうした状況を受け、10月31日付で運営会社カバー株式会社が公式に声明を発表し、赤井はあとが当面の間活動休止(休養)に入ることが正式に伝えられたのです。
公式からの声明と本人のメッセージ
カバー社の公式発表によれば、「本人の精神状態を踏まえたご家族との協議の上、体調の回復を優先とし、休養することといたしました」とのことで、赤井はあとの心身を最優先に考えた判断であると説明されています。加えて、この発表では件の配信について「発言は本人の精神的状態が不安定であった中でのものである」とし、配信アーカイブを非公開にした上で違法アップロードの削除対応を進めていると報告されました。
さらに「配信内の発言を切り取った不適切な風説の流布」が確認されているとも指摘し、特に「いじめが行われている」という表現については発言の曲解によるミスリードが多く看過できないと強い口調で抗議しています。カバー社は憶測に基づく誹謗中傷や攻撃的な言動に対し、発信者情報の開示請求や訴訟など断固たる法的措置を講じる方針を示し、ファンにも「タレントへの直接のご連絡はお控えください」「不適切な言動を見かけた際は通報フォームへご連絡ください」と呼びかけました。公式からのこの異例とも言える厳しい声明は、はあちゃま本人と他のタレントを守るための断固とした姿勢表明でもあります。
一方、肝心の本人からの肉声でのコメントは今回直接はありませんでした。しかし以前の2023年7月、長期休止中だった彼女が初めて公表したメッセージでは「命にかかわるようなことではない」という旨を伝え、「完治まで時間はかかるが、必ず元気になって戻ります」と力強くファンに約束しています。この言葉は当時大きな安心と反響を呼びましたが、2025年の今回もその約束を信じて待ち続けるファンが大勢います。
ファンやホロライブメンバーの反応
活動休止の知らせに対し、ファンからは心配とともに彼女の復帰を信じて待つ声が溢れました。X上では「#はあちゃま待ってる」といったハッシュタグがトレンド入りし、ファンアートの投稿やオンライン寄せ書きで「ゆっくり休んでね」「ずっと待ってるよ」といったメッセージが多数寄せられました。
リプライ欄には「いつまでも待っていますので体調を第一に考えて元気になって帰ってきてください!!」「どうか今はゆっくり休んで下さい」といった励ましの言葉が並び、ホロライブメンバーやファンから改めて彼女を気遣う思いが伝わってきます。
実際、多くのホロライブタレント達もそれぞれSNSや配信上で言及は控えつつ、水面下で彼女を支えたい気持ちを示唆していました。中でもさくらみこは10月31日に「応援してくれているみなさんと誹謗中傷をしている人へ」というタイトルの生配信を行い、「誹謗中傷はやめてください。事実でないことや分からないことに対して憶測で攻撃的な投稿をするのは慎重になってほしいです」と視聴者へ強く訴えました。
みこ先輩自身、「はあちゃまを利用して誰かを攻撃する人がいるのは我慢しているだけじゃ何も変わらないと思った」と胸中を明かし、勇気を出して声を上げた形です。このようにホロライブ内からもファンからも、はあちゃまの現状を案じるとともに彼女や周囲への誹謗中傷を戒め、温かく見守ろうとする反応が相次ぎました。
2023〜2025年の活動履歴と「復帰と休止」の繰り返し
はあちゃまは実は過去にも何度か活動休止を経験しています。2021年6月には突如「無期限の活動休止」を生配信で発表し、その理由は「言えない」として詳細を明かさないまま約1ヶ月間休養したことがありました。当時も突然の休止にファンは驚きましたが、7月には無事復帰しています。その後も精力的に活動を続けてきましたが、直近の大きな休止は2023年でした。
2023年2月末にはインフルエンザ罹患などもあり体調を崩しがちになり、3月8日に一度活動制限を発表、ついに3月20日付で「体調不良によりしばらく活動をお休みする」ことが発表されました。この時はちょうど大型イベント「hololive SUPER EXPO 2023」の真っ最中で、彼女は1日目にライブ出演するのが精一杯、2日目のステージ出演は見合わせる事態となっていました。
その後、数ヶ月にわたり本人からの発信は途絶え、ファンの間でも心配の声が上がります。ようやく約4ヶ月後の7月24日、担当マネージャーを通じてはあちゃま本人からのメッセージが公開されました。そこで彼女は3月のライブ直後に緊急入院していたこと、現在は退院して自宅療養中であることを明かし、「薬の副作用もあり、精神的にもボロボロで、なんとか自分を保つことだけで精一杯でした」と当時の過酷な状態を吐露しています。
しかし続けて「命にかかわるようなことではない」「体を第一に考えながら、ゆっくりと皆様の元に帰れたらなと思います。それまでもう少しお待ちください。必ず元気になって戻ります」と前向きな言葉で今後の復帰への意思を示しました。ファンはこのメッセージに涙しつつも安堵し、彼女の帰りを信じて待つことになります。
体調回復に専念したはあちゃまは、療養の甲斐あってか2023年秋には復帰の動きを見せます。10月30日に自身のXを更新し「みなさん……覚えていらっしゃいますか…?『11/1(水)21:00〜 #はあちゃま復活』」と突如予告。宣言通り11月1日にはYouTubeで待望の復帰ライブを開催し、元気な姿で「ただいま!」とファンの前に戻ってきました。この配信は同時視聴者が10万人を超える大盛況となり、長い休止を乗り越えた“最強アイドル”はあちゃまの健在ぶりを強く印象付けました。復帰後は配信頻度こそ以前ほど多くはなかったものの、ショート動画で旅の様子を紹介したり雑談配信を行ったりとマイペースに活動を再開します。2024年3月にはホロライブ5周年記念ライブ「hololive 5th fes.」のDay2ステージにサプライズ出演し、会場を大いに沸かせました。翌2025年3月の「hololive 6th fes.」でも元気にステージパフォーマンスを披露し、着実に復調しているかに見えました。
しかし、夏頃から再び体調面を不安視させる兆しが見え始めます。2025年9月16日からの1ヶ月休暇宣言は前述した通り本人からポジティブに伝えられたものの、その後に起きた配信中のアクシデントと公式からの休養発表へと繋がり、結果的に「復帰と休止を繰り返す」形となってしまいました。一連の経緯を振り返ると、はあちゃまが万全な状態で安定して活動できるようになるにはもう少し時間が必要なのだと痛感させられます。
「はあと」と「はあちゃま」二重人格キャラ演出と休止の関係
赤井はあとと言えば、もう一つ特筆すべきは彼女自身が生み出した「二重人格」キャラクターの演出です。デビュー当初は生意気で可愛らしい後輩キャラ「はあと」だった彼女ですが、次第に狂気じみた言動の「はあちゃま」人格を前面に押し出すようになり、2020年頃からは自らを“HAACHAMA”と称するカオスキャラへ大胆に路線変更しました。
これは本人の中で生まれたもう一人の自分という設定で、以降「赤井はあと」と「はあちゃま」が同一人物内で共存・対立する独特のストーリー展開がファンを魅了することになります。特に有名なのが2021年初頭に展開された「はあとVSはあちゃま」の物語で、自作のホラー風動画や考察要素満載の演出を駆使し、自身の中の二人格が争うという前代未聞の企画を行いました。狂気的な料理配信「はあちゃまクッキング」やグロテスクな映像表現も辞さない攻めた内容で、当時国内外の視聴者に衝撃と熱狂をもたらしました。
しかし、このような振り切った創作活動の裏で、本人に相当の精神的負荷がかかっていたのではないかとも囁かれています。事実、上述の「はあちゃまvs自分」ストーリーを完結させた直後の2021年6月、彼女は突如として無期限活動休止を発表し、その理由について「言えない」とだけ語りました。ファンの間では過激な配信内容への運営からのストップや本人の燃え尽き症候群など様々な推測が飛び交いましたが、真相が語られることはなく、幸い約1ヶ月で復帰を果たしています。その後も「はあちゃま」人格は健在で、彼女の代名詞とも言える存在として配信に彩りを添えてきました。今回の2025年休養に関して公式発表でこの二重人格設定に触れることはありませんでしたが、ファンの中には「はあちゃま的な無理をしすぎていなかったか」「キャラを守るために抱え込みすぎたのではないか」と心配する声も一部で聞かれました。
しかしながら、はあちゃま本人はこのキャラ演出を誰よりも楽しんでおり、それこそが彼女のクリエイター性でもあります。独創的な二面性はホロライブ随一と言える魅力であり、ファンは彼女が元気になって再び「あの頃のはあちゃまワールド」を見せてくれる日を信じています。
ファンの復帰待望の声と支援活動
はあちゃまの存在の大きさは、休止期間中のファンの動きからも強く感じられます。長期休養中もファン有志は彼女への愛を形にしようと様々な支援企画を実施しました。例えば2024年3月には、ホロライブ大型ライブ会場の最寄駅であるJR海浜幕張駅にて、有志ファンによる「赤井はあと復帰応援広告」が1ヶ月間掲出されています。駅構内に「おかえり、はあちゃま!」と大きく描かれたデジタルサイネージ広告が出現し、通勤通学の人々の目に留まるたびにSNSでも話題になりました。これはクラウドファンディングで費用を募り実現した非公式企画ですが、彼女への熱い想いが結集した象徴的な出来事でした。
また、休止中もファンアート投稿は衰えることなく、毎日のようにTwitter上にはあちゃまのイラストや動画が投稿され続けました。誕生日や記念日にはハッシュタグ祭りを開催し、タグ「#はあちゃま聖誕祭」「#HAACHAMA_WorldWide」とともに世界中のファンが彼女へのメッセージを送り合うなど、その盛り上がりは休止中とは思えないほどです。
海外ニキ含め「We will wait for Haachama」「Welcome home Haachama」など多言語での応援コメントが散見されるのも、彼女がグローバルに愛されている証と言えるでしょう。さらに有志が中心となってファンからのメッセージを集めた寄せ書き企画や、復帰祈願の動画企画なども複数行われました。こうしたファンの献身的なサポート活動は、はあちゃま本人にもきっと届いているはずです。実際、後述するクリスマスのサプライズ登場の際、ファンアートに触れるような発言もあり、彼女もファンの想いを糧にしているように感じられました。
復帰への展望とホロライブ内外での存在感
赤井はあとはホロライブ初期からグループを支えてきた功労者であり、その存在感は休止中であっても色褪せていません。YouTubeチャンネル登録者数は158万人を超えており、これはホロライブ全体でもトップクラスの数字です。その圧倒的人気と影響力から、今回の休養ニュースはVTuberファン界隈のみならず一般のネットニュースでも大きく報じられました。グループ内では1期生の中心的存在として後輩たちからも慕われ、ホロライブを象徴するタレントの一人として認知されています。はあちゃま独自のスタイルは「ホロライブらしさ」の幅を広げ、後輩たちにもクリエイティブな刺激を与えてきました。彼女が元気に戻ってくることはホロライブ全体にとっても大きなプラスであり、多くのメンバーが心待ちにしています。
幸い、公式発表でもあくまで「休養」であって卒業(引退)ではないと明言されています。運営側も静養に専念させつつ復帰の機会をうかがっている様子で、公式サイトのタレント一覧にも赤井はあとの名前は現役メンバーとして残っています。つまり“ホロライブのはあちゃま”の席は今もちゃんと用意されたままなのです。今後、体調が万全に戻りさえすれば、再びステージに立ったり配信を再開したりする可能性は十分にあるでしょう
事実、2025年12月24日の天音かなたの配信にはサプライズで姿(声)を現し、ファンに元気な近況を届けてくれました。休止期間中にも関わらず突然聞こえたはあちゃまの声に、視聴者からは歓喜のコメントが殺到し、「やっぱりはあちゃまは唯一無二だ」「帰ってこれる場所があるから大丈夫」といった安堵と期待の声が広がりました。これは彼女自身が「まだ諦めていない」ことの証でもあり、ファンにとって何よりのクリスマスプレゼントになったと言えるでしょう。
ホロライブ外のVTuber業界から見ても、はあちゃまの存在は特別です。
同世代のVTuberや他事務所のライバー達からもその復活を望む声が上がっており、コラボ経験のあるにじさんじのライバーなどもエールを送っていました(※参考:コラボ歴のある星川サラさんも個人配信で言及)。
いまや赤井はあとはホロライブのみならずVTuberシーン全体に影響を与えたレジェンド的存在であり、その復帰は界隈全体の明るいニュースになるでしょう。ファンも運営も、そして本人も、同じゴールに向かっているはずです。いつの日か再び「
はあちゃまっちゃま〜!」という元気な挨拶が聞ける日を信じて、引き続き静かに彼女の帰還を待ちたいと思います。今はただ、はあちゃまが十分に休息を取り“世界最強アイドル”の笑顔で戻ってきてくれることを願っています。
管理人のひとこと
はあちゃまほど愛されているVTuberはいないんじゃないかってくらい、今回の休止発表にはたくさんの人が胸を痛めました。でもファンの「帰ってくるまで何年でも待つよ!」という声、きっと彼女に届いていると思います。赤井はあと本人もホロライブも前向きに考えてくれているはずなので、今は焦らずゆっくり休んでほしいですね。そしてまた元気になったら、あのカオスで楽しい配信を見せてほしい!はあちゃまの帰りを信じて、これからもずっと応援し続けます。
参考文献
https://cover-corp.com/news/detail/c2025103101
https://twitter.com/akaihaato
https://hololive.hololivepro.com/talents/akai-haato
https://www.youtube.com/@HAACHAMA-Ch
https://www.inside-games.jp/article/2025/10/31/173507.html
https://panora.tokyo/archives/122170
https://kai-you.net/article/93769
https://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/2307/24/news146.html


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