【炎上寸前?】EXPOキービジュ10枚公開で「推しの衣装格差・写り・並び」不満が噴出。これって正当なのか冷静に整理する

はじめに

今回のテーマは、ホロライブの大型オフラインイベントに関連して公開されたキービジュアルをめぐり、「推しの衣装が地味に見える」「写りが悪い」「並びが納得いかない」といった不満が出た件です。
結論から言うと、不満それ自体は自然に起きるし一定の正当性もありますが、「正当」の中身を分解しないと議論が噛み合わないタイプの話です。

まず事実整理:何が公開されて何が議論になったのか

今回の話題は、hololive SUPER EXPO 2026とhololive 7th fes. Ridin’ on Dreamsに関するキービジュアルが公開されたことを発端にしています。
公式の案内では、EXPOとfes.の開催情報が告知され、会場が幕張メッセであること、開催が2026年3月6日から8日であることなどが明示されています。
同時に、特設サイト側でもキービジュアルの公開が告知され、EXPOページ側では複数のキービジュアルが並ぶ形で掲載されています。
また、公式コラムでは今回のEXPOテーマが“hololive time-warp”であることが明言されています。
この「複数のキービジュアルが一気に出た」状況で、各ビジュアルに描かれたタレント同士の見え方の差が、比較を呼びやすくなりました。
その結果として、衣装の豪華さの差に見える部分、顔やポーズの見え方、配置や前後関係、視線誘導の中心から外れることなどが、推し活目線で不満として言語化されやすくなりました。

そもそも「キービジュ」って何のための絵なのか

キービジュアルは、イベントや企画の世界観を一枚で伝えるための広告ビジュアルです。
グッズやチケット、特設サイト、会場サインなど、いろいろな媒体に載る前提で作られることが多いです。
ここで重要なのは、キービジュアルが「出演者の序列表」ではなく「企画の顔」である点です。
極端に言えば、見る人がイベント名と雰囲気を一瞬で理解できれば、広告としての役割は大きく達成されます。
一方でホロライブのように「推しが目的で見に来る」ファンが圧倒的に多いコンテンツでは、キービジュが実質的に「推しの公式供給」になりやすいです。
この役割の二重化が、今回の感情衝突の土台になります。
運営側は世界観の統一と媒体適性を優先しがちで、ファン側は推しの見え方を最優先しがちだからです。

不満が噴き出す三大ポイント:「衣装格差」「写り」「並び」

ここからは、よく言われる不満を3つに分けて、何が起きているのかを整理します。

衣装格差:豪華に見える人とシンプルに見える人が出る理由

「衣装格差」という言い方は強いですが、言いたいことはだいたい次のどれかです。
推しだけ装飾が少なく見える。
推しの衣装が他メンと比べて情報量が少ない。
推しの衣装がコンセプトに埋もれて個性が薄く感じる。
これは、見る側の好みの差だけでなく、デザイン上の要因でも起きます。
まず、衣装が統一テーマのときほど「差」が目立ちます。
ベースが同じだと、少しの装飾差が相対比較で拡大して見えるからです。
次に、キャラクターデザインの要素が多い人ほど、衣装の情報量が増えやすいです。
髪飾りや小物、モチーフ、色数が元から多い人は、同じテーマ衣装でも自然に装飾が多く見えます。
逆に、デザインとして引き算が美しいタイプの推しは、テーマ衣装でもシンプルにまとまりやすく、その「良さ」が比較の場では不利に働くことがあります。
さらに、集合絵では「遠目での判別」が優先されるため、色面が強い人やシルエットが派手な人が目立ちます。
この仕組みは、個人の扱いというより、視認性の設計の問題として起きがちです。
だから衣装格差の不満は、感情としては理解できる一方で、意図的な冷遇だと断定する根拠には直結しません。
ただし、ここで注意点もあります。
もしも衣装の整合性にミスがある、いつもの象徴的な要素が欠けている、本人の設定と矛盾する、といった場合は、単なる好みではなく品質の問題としての指摘になり得ます。
このタイプの指摘は、かなり正当性が高い部類です。

写り:顔が隠れる、小さく見える、表情が弱いと感じる理由

「写りが悪い」は、集合絵で最も揉めやすい不満です。
写りの不満の中身は、大きく分けると三つあります。
顔や目線が見えにくい。
他メンに被って見切れている。
体の向きやポーズが印象に残りにくい。
これは、単純に人数が多いほど避けられません。
集合絵は、全員を同じサイズで同じ角度で描くと、のっぺりして迫力が消えます。
迫力を出すために前後差をつけると、どうしても誰かが後ろになります。
つまり、集合絵としての完成度と、個々の写りの平等は、構造的にトレードオフになりやすいです。
また、キービジュは切り抜かれて使われることも多いので、中央に強い要素を置き、周辺に情報を散らす構図になりがちです。
このとき周辺に配置された推しは、ファン視点では「扱いが悪い」と感じやすいです。
一方で制作側の視点では、「媒体に合わせた安全域」を取った結果として周辺に置いた、という可能性もあります。
そしてもう一つ、見落とされがちなポイントがあります。
写りの評価は、見る人の端末サイズや表示比率に左右されます。
スマホのサムネで見ると細部が潰れ、等身や表情の差が強調されやすいです。
高解像度で見ると印象が変わるケースもあります。
なので写りへの不満は、気持ちとしては正当でも、まず表示環境の違いを疑うのが冷静です。
ただし、明確な見切れや読み取り不能レベルの隠れ方がある場合は、やはり品質面の改善要望として成立します。
この場合は「推しが不遇」という主観語よりも、「視認性の問題」として伝えるほうが建設的です。

並び:配置や前後関係を「序列」に見てしまう理由

「並びが納得いかない」は、ほぼ確実に炎上に寄る話題です。
なぜなら、並びの議論は最終的に「人気順」「運営の推し」「格付け」など、証明不能な推測に流れやすいからです。
とはいえ、並びに不満が出るのは当たり前でもあります。
推し活の感情は、推しの扱いが“尊重されているか”に敏感だからです。
集合絵の中心にいるかどうかは、尊重のサインとして受け取られやすいです。
そしてホロライブは、タレント個人の物語や関係性がコンテンツの核なので、ファンが並びに意味を見出してしまうのは自然です。
ただ、ここでいったん線引きが必要です。
キービジュの並びは、必ずしも「運営が序列を宣言した配置」ではありません。
世代で固める。
色や形でバランスを取る。
視線誘導の中心を作る。
背景モチーフと対応させる。
こういうデザイン上の要請で決まることも多いです。
つまり、並びの不満は「感じること」までは自然で、そこから「運営が冷遇している」と断定するのは飛躍になりやすい、というのが客観的な整理です。
一方で、並びに関する正当性が上がるケースもあります。
例えば、告知文や企画意図として「このビジュアルはこのユニットの象徴です」といった説明があるのに、見た目がそれに反している場合です。
この場合は、説明と表現の不一致として、建設的な指摘が可能になります。

ここで大事:「正当な不満」と「正当化された攻撃」は別物

今回の議論で一番ややこしいのは、正当性の判定軸が混ざることです。
不満には、少なくとも二種類あります。
ひとつは「推しが好きだからこそ悲しい」という感情の不満です。
もうひとつは「品質や説明として問題がある」という改善要望です。
前者は感情として自然で、否定すべきものではありません。
後者は改善につながる可能性があり、伝え方次第で意味があります。
問題になるのは、このどちらも「誰かを叩く免罪符」にはならない点です。
不満が正当であることと、攻撃が許されることは、まったく別だからです。
特にキービジュは、制作スタッフやイラストレーター個人に矛先が向きやすい領域です。
しかし企業案件のビジュアルは、ディレクションや仕様、修正回数、納期、チェック体制など複数要因の産物であり、外から個人だけに責任を固定するのは危険です。
また、カバー社は権利侵害や誹謗中傷への対応状況を継続的に公表しており、節度を越えた行為には法的措置も取り得る姿勢を示しています。
この点からも、議論が攻撃に変質することは、ファン側にとってもリスクが高いです。

なぜ「今回」は特に荒れやすいのか

今回の件が荒れやすい理由は、単にファンが神経質になったからではありません。
構造的に比較が起きやすい条件が揃っています。
複数のキービジュが同時に出ると、人は差分を探し始めます。
差分を見つけると、人は意味付けを始めます。
意味付けをすると、推し活は「推しの尊厳」の話に接続しやすいです。
さらに、EXPOテーマとして“hololive time-warp”が掲げられているように、世界観寄りの衣装と演出が強くなるほど、個性の出し方が難しくなります。
世界観が強いほど、統一感を出すための制約が増えるからです。
制約が増えるほど、個々の差は「偶然」ではなく「意図」に見えやすくなります。
ここまでが、荒れやすさのメカニズムです。

「不満は正当か?」を判断するためのチェックリスト的な考え方

正当性の議論を建設的にするには、問いを細かくするのが有効です。
まず「それは事実か」を確認します。
次に「それは品質問題か、好みの問題か」を分けます。
最後に「改善可能な要望か、誰かを下げる比較か」を分けます。
例えば「推しが小さい」は事実でも、集合絵の構図上の必然である可能性が高いので、改善要望としては通りにくいかもしれません。
一方で「推しの顔がほぼ隠れて判別不能」は、媒体に関係なく視認性の問題として改善要望になり得ます。
「衣装が地味」は好みの問題に寄りやすいですが、「テーマ衣装の中で推しの象徴的モチーフが消えている」なら品質寄りの議論になります。
「並びが気に入らない」は感情として自然でも、「人気順だろ」などの断定は根拠が薄く、対立だけを増やしやすいです。
この切り分けができるだけで、同じ不満でもだいぶ健康的な話し方になります。

自治厨問題:止める側も、言う側も、どこでズレるのか

この手の炎上で必ず出てくるのが「文句言うな」「運営に迷惑」「自治厨うざい」といった内輪の殴り合いです。
ここも感情が絡むので、いったん客観視します。
文句を止めたい人の動機は、だいたい二つです。
ひとつは、推しや界隈を守りたいという防衛本能です。
もうひとつは、攻撃や誹謗中傷に発展することへの危機感です。
これは動機としては理解できます。
一方で、止め方が強いと「不満すら許さない空気」になり、逆に反発が増えます。
不満を言いたい人の動機も、だいたい二つです。
ひとつは、推しを大事にしてほしいという愛情です。
もうひとつは、過去の積み重ねで「またか」と感じる学習効果です。
これも動機としては理解できます。
一方で、言い方が強いと「誰かを叩く流れ」を呼び込み、推しのための言葉が推しのリスクになります。
つまり、自治が悪で不満が正義、あるいはその逆、という単純化が一番危ないです。
現実的には、どちらも「やり方」で評価が変わります。
攻撃を止める自治は必要です。
感情を吐き出す不満も自然です。
両者が同居できるラインは、「個人攻撃をしない」「断定を避ける」「公式に届く形で伝える」に寄せることです。

運営に伝えるなら、どういう形が一番マシか

推し活の不満を完全に消すのは無理です。
だからこそ、伝え方の最適化が現実的です。
まず、SNSで制作関係者に届く形で名指ししないことが大前提です。
次に、比較で誰かを下げる言い方を避けることが有効です。
「AよりBが優遇」は、読む側が防衛的になりやすく、改善の議論になりにくいです。
それよりも「スマホで見たときに顔が見えづらい」「サムネだと判別しづらい」など、現象ベースで書くほうが届きやすいです。
また、「推しが不遇」ではなく「この表現だと推しの魅力が伝わりづらい」という書き方に変えるだけで、トゲが減ります。
不満をゼロにするより、「改善可能な要望」に翻訳するのが強いです。

まとめ:「不満は正当か?」の答えは一つじゃない

「推しの衣装格差」「写り」「並び」への不満は、推し活として自然に発生します。
特に複数のキービジュが同時に出たときは、比較が起きやすく、感情が増幅されやすいです。
一方で、キービジュは企画の顔としての役割が強く、集合絵の構造上、完全な平等は難しいです。
だから「不満を抱くこと」は正当でも、「運営が冷遇している」と断定するのは別問題になりやすいです。
さらに言えば、正当性がある指摘ほど、言い方を誤ると攻撃に見えてしまい、逆効果になります。
今回の議論は、推しへの愛情が強い界隈ほど起きる典型例でもあります。
推しを守るなら、感情の否定ではなく、攻撃の遮断と、改善に寄る言語化がいちばん強いです。

参考URL

https://hololivesuperexpo.hololivepro.com/2026/


hololive SUPER EXPO 2026 & hololive 7th fes. Ridin' on Dreams|ホロライブプロダクション
ホロライブプロダクション(hololive production)史上最大級のイベント&ライブ同時開催!EXPOではタイムワープをテーマにタレントたちのいろんな「if」の世界が見れるかも!?7th fes.ではRidin' on Dream...
hololive SUPER EXPO 2026 & hololive 7th fes. Ridin' on Dreams|ホロライブプロダクション
ホロライブプロダクション(hololive production)史上最大級のイベント&ライブ同時開催!EXPOではタイムワープをテーマにタレントたちのいろんな「if」の世界が見れるかも!?7th fes.ではRidin' on Dream...
hololive SUPER EXPO 2026 & hololive 7th fes. Ridin' on Dreams|ホロライブプロダクション
ホロライブプロダクション(hololive production)史上最大級のイベント&ライブ同時開催!EXPOではタイムワープをテーマにタレントたちのいろんな「if」の世界が見れるかも!?7th fes.ではRidin' on Dream...
hololive SUPER EXPO 2026 & hololive 7th fes. Ridin' on Dreams|ホロライブプロダクション
ホロライブプロダクション(hololive production)史上最大級のイベント&ライブ同時開催!EXPOではタイムワープをテーマにタレントたちのいろんな「if」の世界が見れるかも!?7th fes.ではRidin' on Dream...
hololive SUPER EXPO 2026 & hololive 7th fes. Ridin' on Dreams|ホロライブプロダクション
ホロライブプロダクション(hololive production)史上最大級のイベント&ライブ同時開催!EXPOではタイムワープをテーマにタレントたちのいろんな「if」の世界が見れるかも!?7th fes.ではRidin' on Dream...
hololive SUPER EXPO & hololive fes. ポータルサイト|ホロライブプロダクション
カバー株式会社が主催するホロライブプロダクション(hololive production)の最大イベント&ライブ『hololive SUPER EXPO & hololive fes.』公式ポータルサイトです。
hololive SUPER EXPO 2026 Supported By BANDAI & hololive 7th fes. Ridin’ on Dreams Supported By LAWSON | EVENTS| hololive official website
「ホロライブ」“EXPO 2026”のキービジュアル10枚が大公開!メンバーごとの着こなし方も光る“近未来な衣装”で勢揃い | インサイド
ホロライブプロダクション最大規模のオフラインイベント「hololive SUPER EXPO 2026」のキービジュアルが公開!
「ホロライブ」“7th fes.”のキービジュアル4枚が初公開!メンバー総勢61人のステージ衣装も必見 | インサイド
ホロライブプロダクションの大型イベント「hololive 7th fes. Ridin' on Dreams」について、キービジュアルやメンバーのステージ衣装が一挙公開!
弊社所属タレントへの権利侵害・誹謗中傷行為における対策活動のご報告 | ニュース | hololive(ホロライブ)公式サイト
日頃より、弊社が運営するVTuber事務所「ホロライブプロダクション」を応援いただき、誠にありがとうございます。 カバー株式会社では、昨年度より所属タレントに対する節度を超えた権利侵害・誹謗中傷行為に対して、弊社代理人弁護士を通じて法的措置
誹謗中傷等の権利侵害行為における対策活動のご報告 | カバー株式会社
カバー株式会社は、「ホロライブプロダクション」をはじめとした日本ならではのコンテンツを世界に向けて発信している、次世代のエンターテインメント企業です。
当社および所属タレントに対する権利侵害行為への対応状況について | カバー株式会社
カバー株式会社は、「ホロライブプロダクション」をはじめとした日本ならではのコンテンツを世界に向けて発信している、次世代のエンターテインメント企業です。

管理人のひとこと

推しの写りが悪いと感じた瞬間って、理屈より先に心が沈むんですよね。
だから不満が出ること自体を「間違い」とは思いません。
ただ、推しを大事にしたい気持ちが強いほど、言葉が強くなって、推しの居場所を悪くしてしまうことがあるのも事実です。
今回の話は、誰かを黙らせるより、「言っていい不満」と「言っちゃダメな攻撃」を分ける練習回だと思っています。
せっかくのEXPOとfes.なので、キービジュの一枚で界隈が消耗しない方向に寄せたいですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました