【悲報】hololive FANCLUBのチケット先行、結局「公平」なのか「課金ゲー」なのか問題を冷静に整理する

現地チケットが取りづらいほど、ファンクラブ先行という仕組みは注目されます。
一方で、ファンクラブ先行は応援の対価として自然だという声もあれば、結局お金を払った人が得をするだけではという声もあります。
この記事は、hololive FANCLUBそのものの良し悪しを断定する記事ではありません。
hololive FANCLUBが案内している「チケット先行」の定義と注意事項を前提に、どこが公平で、どこが不公平に見えやすいのかを整理します。
また、イベントごとにチケット販売の条件やプレイガイドが異なり得るため、個別イベントのページに書かれている内容が最優先になる点も踏まえます。

まず事実確認:hololive FANCLUBの「チケット先行」は何を約束しているのか

hololive FANCLUBは有料の会員サービスで、会費は年額6,600円と案内されています。
入会金は0円とされており、支払い手段としてクレジットカードやコンビニ、Pay-easy、PayPay、メルペイなどが案内されています。
会員特典として、会員証や特典グッズ、バースデーカード、壁紙、会員向けの企画応募などが案内されています。
その特典の一つとして、ライブやイベントのチケット先行抽選販売に参加できる旨が案内されています。
ただし、すべてのライブやイベントがチケット先行の対象になるとは限らない、と明記されています。
また、その先行は抽選であることがある、という注意書きも明記されています。

ここが重要で、hololive FANCLUBの会員規約では、イベントによって会員先行の対象にならない場合や、申し込み条件に制限がある場合があるとされています。
さらに、抽選または先着順で当落が決定される場合があり、必ずチケットが入手できることを保証するものではない、という趣旨が明記されています。
つまり、ファンクラブに入ることは「チケット購入の権利そのもの」ではなく、「特定の受付に参加できる資格が増える可能性がある」という位置づけに近いです。

「先行」って結局なに?

抽選先行と先着の違いを押さえる

チケット販売の現場で「先行」と言うと、一般発売より前にチケットを販売する受付全般を指すことが多いです。
先行には大きく、先着順の受付と、申込期間内の応募者から抽選で当選者を決める受付があります。
抽選先行は、申込期間内に申し込めば、申し込みの速さでは有利不利がつきにくい仕組みです。
先着は、開始時刻にアクセスできる人が有利になりやすい一方で、抽選より結果が即時に決まりやすいという性質があります。
また、先行だからといって必ず良席になるとは限らない、という注意喚起が、プレイガイド側の案内でも一般的に行われています。

この時点で「公平」という言葉が、少なくとも二種類の意味で使われることが分かります。
ひとつは、申込時点の公平で、先着より抽選の方が公平に感じやすい、という話です。
もうひとつは、参加資格の公平で、そもそも申込める人が限定されているのは公平なのか、という話です。

具体例で見る:hololive SUPER EXPO 2026 と hololive 7th fes. の販売スケジュール

公平性の議論は、抽象論だけだと噛み合いません。
ここでは、公式のイベントチケットページに掲載されているスケジュールを例に、どういう段階が用意されているのかを確認します。

hololive 7th fes.では、現地チケットに「hololive FANCLUB先行」としての1次先行が用意され、抽選受付として案内されています。
続く2次先行と3次先行も抽選受付として案内され、最後に一般発売が先着として案内されています。
つまり少なくともこの例では、最初の入口がファンクラブ会員向けに設計されています。

ファンクラブ側の告知では、先行抽選は先着順ではなく、受付期間内に申し込んだ全員を対象に抽選する旨が明記されています。
座席は抽選で決まり、必ず前方の座席が用意できるとは限らない、という趣旨も明記されています。
枚数制限や、同行者は非会員でもよいことなど、運用ルールもあわせて案内されています。
海外会員については、国内向けとは別の窓口から申し込む旨が案内されているケースもあります。

また別の視点として、同じイベント群の案内ページでは、チケットをリストバンドへ引き換える運用が予定されている旨や、入場時にIDや持ち物を確認する可能性がある旨などが案内されています。
これは不正転売やなりすましを抑止するために採用されやすい運用で、結果として「正規購入した人が損をしにくい」方向に寄せる意図が読み取れます。

論点1:参加資格の公平

ファンクラブ先行は「入口」で差がつく

「公平かどうか」を考えるとき、いちばん揉めやすいのが参加資格の段階です。
1次先行がファンクラブ会員限定だと、非会員はその時点で応募できません。
応募できない以上、抽選の土俵にすら乗れないので、非会員から見ると不公平に感じやすい構造です。

ここで重要なのは、ファンクラブ会員であることが「当選の保証」ではない点です。
しかし同時に、会員でなければ参加できない抽選枠が存在するなら、会員は非会員より「当選機会の回数が多い」状態になります。
この「当選確率が上がるかどうか」ではなく、「応募できる機会が増えるかどうか」は、かなり高い確度で事実として言えます。

この構造が、ゲーム的に言えば「追加の抽選ガチャを回せる権利を買っている」と表現されやすい部分です。
だからこそ「課金ゲー」という言葉が出やすいのですが、同時に「追加のサービスを買っている」とも表現できるので、評価が割れます。

論点2:手続きの公平

抽選なら公平なのか問題

抽選受付であることは、先着よりは時間的な格差が小さくなりやすいです。
ファンクラブ側の案内でも、受付期間内の申し込みを対象に抽選する、と明記されているケースがあります。
また、座席の割り当ても抽選であり、良席が確約されない旨が明記されているケースがあります。

ただし、ここで言う公平は「申込者同士をどう扱うか」という意味の公平です。
抽選のアルゴリズムや抽選の透明性は、外部からは検証できないことがほとんどです。
そのため、抽選という形式だけで完全に納得できる人もいれば、ブラックボックス感が残る人もいます。

とはいえ、運用面のミスがあった場合に、公式側が案内を出して救済策を用意するかどうかは、手続きの公正さを測る材料になります。
実際に、特定の受付で本来不要な情報入力が求められた事象について、ファンクラブ側が入会キャンセルと会費返金の受付を案内した例が公開されています。
こうした対応は、少なくとも「誤解や不利益が生まれた状態を放置しない」という意味で、手続きの公正さにプラスに働きます。

論点3:結果の公平

そもそも需要が供給を上回ると全員は救えない

ホロライブ規模のイベントは、需要が供給を大きく上回りやすいです。
この状況では、どんな販売方式でも落選者が大量に出ます。
つまり「全員が満足する結果」を公平の基準にすると、どの方式でも不公平に見えやすいです。

結果の公平を少しでも改善するために現場でよく採用されるのが、転売対策と、公式リセールです。
イベント案内では、転売や転売目的の行為を禁止し、発見時にチケット無効や入場お断りの可能性がある旨が案内されているケースがあります。
さらに、やむを得ない事情のために定価での譲渡を仲介するリセールを予定する旨が案内されているケースもあります。
これらは、当選した人が正規に行けなくなった場合に、別のファンへチケットが戻る導線になり得ます。

また、国の制度としても、一定の条件を満たすチケットの不正転売を禁止する法律が整備されています。
これにより、定価を大幅に上回る転売が社会的に問題視され、取り締まりの根拠が明確になっています。
こうした外部環境は、「お金で買える席」を減らして、抽選や正規ルートの意味を強める方向に働きます。

「課金ゲー」と言われる理由を、感情抜きで分解する

課金ゲーという言葉が出る理由は、だいたい次の論点に収束します。
ここでは賛否ではなく、構造としてなぜそう感じるのかを分けます。

1つ目は、入口の時点で課金が必要になり得ることです。
1次先行がファンクラブ会員限定の場合、年会費を払わないと応募できません。
これは、無料ユーザーがプレイできる範囲が制限されるソーシャルゲームの構造と似ています。

2つ目は、年額制であることです。
月額より心理的ハードルが高く、チケット目的の人には割高に感じられやすいです。
入会しても当選保証がないなら、支払額がそのまま不満に変換されやすいのも自然です。

3つ目は、申し込み締切と入会反映のタイムラグです。
ファンクラブ側の案内では、入会完了の反映に時間がかかる場合があるため余裕を持つよう注意されています。
この運用だと、ギリギリで入会して応募したい人ほど焦りが強くなり、課金圧が強いと感じやすくなります。

4つ目は、プレイガイド自体にも有料会員制度があることです。
プレイガイド側の案内でも、有料会員は先行特典があるという趣旨の説明が見られます。
ファンクラブとプレイガイドの有料要素が重なると、全体として課金要素が増えたように見えます。

5つ目は、データが出ないことです。
当選率や枠の配分が公開されない以上、体感で語られがちです。
体感は落選が続くほど悪化するので、課金しても当たらないという印象が強い人ほど、課金ゲー評価になりやすいです。

逆に「公平寄り」と言えるポイントもある

ここまで読むと、課金ゲーに見える要素が多いように思えます。
ただし、仕組みとして公平寄りに寄っている材料も同時に存在します。

まず、抽選方式であることです。
少なくとも先着よりは、仕事や家庭の事情で張り付けない人への不利が小さくなります。
ファンクラブ告知で「先着順ではない」と明記しているケースは、納得感に寄与します。

次に、良席確約ではないことを明記している点です。
これは夢を見せない表現なので冷たい印象もありますが、期待値を過剰に釣らないという意味では誠実です。
ファンクラブ入会が「勝利」を約束する類の設計ではないことが、文章上も整理されています。

さらに、転売対策とリセール導線が整備されやすい点です。
転売禁止の明記、違反時の無効化の可能性、公式リセールの予定などは、チケットが正規ファンへ届く確率を高める方向に働きます。
入場時のID確認やリストバンド引換の可能性が案内されていることも、同様の方向性です。

そして、運用トラブル時の救済です。
特定の受付で不要な入力が求められた事象について、入会キャンセルや返金受付を案内した例は、制度としての健全性を支える材料になります。
完璧な運用は難しいですが、間違いが起きたときの姿勢は公平性の一部です。

では結局、公平なのか課金ゲーなのか

管理人なりの整理

公平か課金ゲーかという二択は、実は問いの立て方が厳しすぎます。
なぜなら、同じ制度でも「どの公平」を重視するかで結論が変わるからです。

参加資格の公平を最重視するなら、ファンクラブ先行は不公平に見えやすいです。
抽選手続の公平を最重視するなら、抽選で先着ではないことは公平に見えやすいです。
結果の公平を最重視するなら、需要超過の時点でどの方式でも不満が残りやすいです。

つまり、ファンクラブ先行は「応援者に先行応募の機会を渡す」という設計思想に近く、その思想自体が価値判断を含みます。
応援の対価として先行機会を渡すのは自然だと感じる人には、公平に見えます。
お金で入口を作る時点で納得できない人には、課金ゲーに見えます。
どちらも、仕組みの同じ部分を見て別の価値観で評価しているだけ、というケースが多いです。

じゃあファンはどう動けばいいのか

感情論ではなく実務としての判断軸

ここからは、あくまで現実的な判断軸の話です。

まず、hololive FANCLUBに入る理由を「チケットだけ」にしない方が安全です。
会員規約上も、チケット入手を保証しない趣旨が明記されているため、チケットだけを目的にすると落選時の納得が難しくなります。
特典グッズやコンテンツも含めて年会費を回収できるか、という視点があると精神的に安定します。

次に、イベントごとの条件差を前提にすることが大事です。
ファンクラブの案内でも、チケット先行が対象外のイベントがあり得る旨が明記されています。
同じイベントでも、国内と海外で申込窓口が分かれるケースが案内されていることもあります。
自分の居住地や端末環境で申し込めるかどうかは、毎回公式ページで確認するのが安全です。

さらに、転売に手を出さないことです。
高額転売は法律上の問題になり得るだけでなく、イベント側の規約で無効化される可能性も案内されています。
公式リセールが予定されている場合は、そこに回る可能性を含めて待つ方が、長期的には得です。

最後に、運用トラブルが起きたら、公式の救済案内が出ていないかを確認することです。
プレイガイドやファンクラブ側がミスを認めて対応するケースもあるため、SNSの噂だけで動くと損をしやすいです。

まとめ

hololive FANCLUBの「チケット先行」は、会員であれば先行抽選に参加できる可能性があるという仕組みとして案内されています。
一方で、対象外のイベントがあり得ることや、抽選や先着で当落が決まり、入手を保証しないことも明記されています。
特定イベントでは、1次先行がファンクラブ会員限定である例があり、入口の段階で差がつく構造が確認できます。
この構造は、参加資格の公平を重視する人には不公平に映りやすく、課金ゲーと言われる主因になります。
ただし、先着ではなく抽選であることや、良席確約をしない明記、転売対策や公式リセールの予定など、公平性を支える材料も同時に存在します。
結局のところ、これは「抽選の公平」ではなく「入口をどう設計するか」という価値判断の議論になりやすいです。

管理人のひとこと

個人的には、ファンクラブ先行そのものを悪だとは思いません。
ただ、年額制で入口が限定される以上、課金ゲーと感じる人が出るのも自然だと思います。
だからこそ、運営側には今後も、対象イベントや条件、海外対応、トラブル時の救済を分かりやすく出してほしいです。
ファン側も、落選のストレスを相手にぶつけるより、制度のどこが嫌なのかを言語化した方が、たぶん心が守れます。
現地に行ける人も行けない人も、推しを楽しめる導線が増える方向に進むことを願っています。

https://hololive-fc.hololivepro.com/pages/fanclubplan

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