【解説】不知火フレア「ギャル化ファンアートは苦手」表明、まつりは即謝罪…「描かないで」ではなく「タグは避けて」の意味を考える

不知火フレアが6月12日頃、ファンアートについて「ギャル化されるのはちょっと苦手」という趣旨の要望をサブアカウント(ぷれあ名義)で表明したと報じられ、話題になっています。報じられた文面は「申し訳ない、ぷれあギャル化されるのはちょっと苦手なので描いてもらうのはいいのですが、ファンアートタグは避けてもらえるとありがたい🙏」というもの。

直後には夏色まつりがサブアカウントで「肌見せNGなのは知ってたんだけどギャルNGなの知らなかったごめん😭😭😭」と即座に反応したとされ、ファンの間では「本人の意思表明として大事」と肯定する声が多い一方、二次創作の表現範囲をめぐるおなじみの議論も起きています。この要望が実際には何を求めていて、何を求めていないのかを、ファンアート文化の仕組みから整理します。

何が表明されたのか──「描くな」とは一言も言っていない

まず文面を正確に読むことが大事です。報じられた要望は、3つの要素でできています。①ギャル化アレンジは苦手である、②それでも描いてもらうこと自体はいい、③ただしファンアートタグは避けてほしい

つまりこれは禁止ではなく、ゾーニングのお願いです。「描くな」でも「消せ」でもなく、「自分の目に入る場所には置かないでもらえると助かる」。むしろ二次創作の自由を最大限残した上で、自衛のラインを引いた表明と言えます。「苦手」と「禁止」を混同すると、この話は一気に雑になります

ファンアートタグの仕組み──なぜ「タグを避けて」で十分なのか

ホロライブの各タレントには専用のファンアートタグがあり、フレアの場合は本人が配信のサムネイルや待機画面に使う絵を探しに行く場所でもあります。タグに投稿された絵は、本人が見る前提の絵、公式に拾われる可能性のある絵、ということです。

だから「タグを避けて」という要望は、機能的にとても合理的です。本人の生活圏からだけ外してもらえれば、苦手なものを見ずに済む。一方で描き手は、タグの外でなら今まで通り自由に描ける。表現の総量を減らさずに、本人の心理的安全だけを確保する──VTuber文化が積み上げてきた、かなり洗練された解決方法です。

まつりの即謝罪が示したもの

今回の件で印象的だったのが、夏色まつりの反応の早さです。まつりはフレアの絵を描いて投稿することがあるホロメンの一人。「肌見せNGは知っていたがギャルNGは知らなかった、ごめん」という趣旨の投稿を即座に出したとされています。

ここから分かることが2つあります。1つは、フレアには以前から肌見せ系の表現について公知のNGラインがあり、今回の表明はその延長線上にある追加だということ。もう1つは、ホロメン同士でも「知らなかった」が起きるくらい、タレント個別のNGラインは外から見えにくいということです。だからこそ、本人が言葉にして表明することには意味があります。

賛否の整理──本人の権利と、ファンの萎縮の間

反応の大勢は「言ってくれてありがとう」という肯定です。苦手なものを我慢し続けて、ある日突然ファンアート全体を見なくなる──という最悪の結末に比べれば、具体的なラインを言語化してくれるのはファンへの誠実さだという受け止めです。

一方で、「後出しでNGが増えると描きにくくなる」「どこまで配慮すればいいのか分からなくなる」という戸惑いの声もあります。これも理解できる感覚です。ただ、原則をひとつ置くなら──キャラクターの絵柄アレンジは自由でも、そのキャラクターは生身の人格とつながっているのがVTuberの特殊さです。版権キャラの二次創作とは、ここが根本的に違います。「自由に描ける」と「本人に届けていい」の間に線がある──今回の要望は、その線の位置を本人が教えてくれたものだと考えると、受け取りやすいはずです。

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管理人のひとこと

「描いてもらうのはいいのですが」という一文に、フレアの人柄が出ていると思いました。苦手なものを苦手と言うのに、ここまで言葉を選ぶ。優しい人です。

そして即謝罪したまつりも偉い。NGラインの表明と、知らなかった側の素直な訂正。本来こうやって回るのが健全なファンアート文化で、今回は炎上案件というより、むしろお手本みたいなやり取りだったと個人的には思っています。

参考URL

ホロライブ「不知火フレア」ギャル化はNG!お気持ち表明と新しいガイドライン公開「夏色まつり」ギャルフレアのファンアート見たいと投稿したこと謝罪 : メタバース速報 メタバースまとめ
: 名無しのメタバースさん 0000/00/00(※) 00:00:00.00 ID:metaversesokuぷれあ@fuu_tan_sub申し訳ない、ぷれあギャル化されるのはちょっと苦手なので描いてもらうのはいいのですがファンアートタグ...
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