7月8日の23時53分、終演直後のStudio STELLAR公式アカウントが1枚の写真を投稿しました。来場者全員との記念撮影です。星街すいせい初の単独ファンミーティング「星詠み ぱじゃまぱーてぃー Vol.1」東京公演が、SGCホール有明で無事に終わりました。
FC会員限定・配信なしの現地イベントなので、中身のレポート記事はどこにも出ていません。それでも、公式が公開した情報とファンが自由に投稿している感想から、どんな夜だったかの輪郭は見えてきます。東京公演で分かっていることと、7月13日に迫った大阪公演(オリックス劇場)の直前情報をまとめます。
「ぱじゃぱ」とは──FC限定・8,800円・ドレスコードはパジャマ⁉
正式名称は星街すいせいオフィシャルイベント「星詠み ぱじゃまぱーてぃー Vol.1」、略称「ぱじゃぱ」。ファンクラブ「星詠み」の会員限定イベントで、チケットはグッズ付き8,800円・全席指定。「眠りにおちる前の特別な時間を再現したこの日限りのトークイベント」に参加型企画を加えた構成と告知されています。東京が7月8日、大阪が7月13日、いずれも19時開演の夜1公演です。
入場条件はかなり厳格で、申込から公演当日までFC有効会員であることが必須。電子チケットには申込者名が表示され、来場者全員に公的身分証の原本で本人確認が行われます。転売対策を徹底した、本気の「会いに来てもらう」イベント設計です。
会場のSGCホール有明は、今年春に開業したばかりの新ホール(着席約3,700席)。こけら落としを飾ったのはB’zという格式の箱を、開業から数ヶ月でファンミ会場に使う。「初のファンミ」の会場選びからして攻めています。
「ネタなので気にしなくて大丈夫ですワラ」──パジャマ騒動の顛末
5月22日の開催発表で一番ざわついたのが「ドレスコードは…パジャマ⁉️」の一文でした。パジャマで有明に集合するのか、と困惑が広がった当日の深夜、サブアカウント「さぶまちすいせい」がすかさず火消しに動きます。
「ドレスコードがパジャマはネタなので気にしなくて大丈夫ですワラ」。ところがこの”ネタ”、そのまま終わりませんでした。6月25日発表のイベントグッズに本物のパジャマがラインナップされ、運営は会場に更衣室まで設置(利用は14時〜終演後、ロビーやトイレでの着替えは禁止)。冗談で言ったドレスコードを、グッズと設備で全力回収しにいく。この座組みの遊び方が、いかにも今のすいせいチームです。
東京公演で何があったか──公開されている範囲で
FC限定イベントのため、セットリストや企画の全容は公表されていません。ただし公演中の撮影・録音こそ禁止なものの、感想の投稿を縛るルールは公開ページには見当たらず、ファンは終演直後から自由に余韻を書き込んでいます。そこから確かに分かるのは3つ。
まず生歌のパートがあったこと。当日マニピュレーターの代打を務めたスタッフが「生歌もやっぱり上手すぎて震えた」と投稿しています。次に、公式写真が証明する来場者全員との記念撮影。そして複数のファン報告が一致する、終演後のお見送りです。「あの人数相手に凄すぎる」「すいちゃん近すぎてビビった」と、距離の近さへの驚きが並びました。
「ライブは時間に歌のエネルギーを詰め込む、ファンミは時間を贅沢に使って空間を楽しむ」というファンの感想が、この日の空気をよく言い当てています。アリーナのすいせいではなく、3,700席のホールで「コソコソ話」をするすいせい。歌姫路線の対極を、あえて初のファンミでやってきた形です。
「同行者マッチング」という発明
今回のファンミには、地味に画期的な制度がありました。同行者マッチングサービスです。同じ公演に当選した人同士が事前に「連席希望」を相互登録すると、隣の席にしてもらえるという仕組み。6月13日から4日間の登録期間で、双方からの申込があって初めて成立、登録できるのは1名まで。チケットが1人1枚の完全本人確認制だからこそ、「友達と並んで見たい」を運営側が救済する設計になっています。
ソロ参加の多いVTuberイベントで、この発想はありそうでなかったもの。転売を締め出しながら、ファン同士の繋がりは殺さない。Vol.2以降も、他の事務所のイベントにも、広がってほしい仕組みです。
大阪公演は7月13日──先着受付は7月12日まで
大阪公演は7月13日(月)、オリックス劇場(2,400席)で開場18時・開演19時。チケットのリセール受付はすでに終了していますが、FCチケットページには機材解放追加席の先着受付(〜7月12日、クレジットカード決済限定)が掲載されています。予定枚数に達し次第終了なので、在庫があるかはページで直接確認を。当日券の案内はなく、事実上これが最後の窓口です。
グッズの会場販売は当日14時から1階ホワイエで先行販売(予定)。FC会員であればチケットを持っていなくても購入できるので、公演に入れない星詠みも物販だけ参加できます。支払いは現金・クレカ・交通系IC・電子マネー・QRに対応(併用不可)。パジャマを買って更衣室で着替える、フル装備の参加も可能です。
Studio STELLAR体制、最初のリアルイベント
このファンミには、もう一つの意味があります。すいせいは今年3月22日、8周年配信で個人事務所「Studio STELLAR」の設立を発表しました。ソロの音楽活動・配信・グッズ・FC運営を新会社に移し、ホロライブ所属としてのコラボやグループ活動は続ける「分社型」の新体制です。FC「星詠み」もこのとき開設されました。
つまり「ぱじゃぱ」は、新体制のFCが打つ最初のリアルイベント。発表済みの全国4都市アリーナツアー「Once Upon a Stellar」、そして公言している東京ドームへの道の、いちばん最初の一歩がこの「コソコソ話」だったわけです。大きい目標の前に、まず一人ひとりの顔を見る。順番として、悪くないと思います。
よくある質問
「ぱじゃぱ」ってどんなイベント?
星街すいせい初の単独ファンミーティング「星詠み ぱじゃまぱーてぃー Vol.1」です。FC「星詠み」会員限定のトーク+参加型企画イベントで、チケットはグッズ付き8,800円。東京(7月8日・SGCホール有明)と大阪(7月13日・オリックス劇場)の2公演です。
大阪公演のチケットはまだ買える?
抽選・リセールは終了していますが、FCチケットページに機材解放追加席の先着受付が7月12日まで掲載されています(予定枚数に達し次第終了・在庫は要確認)。当日券の案内はありません。
本当にパジャマを着ていくの?
ドレスコードは本人が「ネタなので気にしなくて大丈夫」と公言しており、普段着で問題ありません。ただし公式グッズにパジャマがあり、会場には更衣室も設置されるので、着たい人は全力で乗れる環境が用意されています。
配信やアーカイブはある?
配信の案内はなく、現地限定のイベントです。当日は収録が入る旨の記載はありますが、映像の用途は発表されていません。
東京公演では何があった?
セットリスト等は非公表ですが、生歌の披露(スタッフの投稿より)、来場者全員との記念撮影(公式写真あり)、終演後のお見送り(複数のファン報告)が確認できています。
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管理人のひとこと
本人確認を徹底して転売を締め出し、その代わりに同行者マッチングで「隣に座りたい」を叶える。ねねのソロライブで転売が問題になったばかりのタイミングなので、この設計の丁寧さが余計に沁みます。
個人的には、終演直後の記念写真の投稿時刻が23時53分だったのが好きです。終わったその足で「今日の全員」を世に出す。大阪の星詠みは、月曜の夜に最高の思い出を持って帰ってきてください。
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