6月6日の夜、角巻わための生誕ライブ「アニソンNightFever2」が、配信トラブルにより中断、そして中止になりました。ゲスト19名を予定していた大型企画です。さらにその4日後、6月10日には大空スバルと兎田ぺこらの「ぺこスバ」配信でも映像の乱れが報告され、1週間のうちに配信トラブルが続いた形になりました。
タレント本人への批判はほぼ皆無で、ファンの空気は「わためは悪くない」の一色。だからこそ、視線は自然とカバーの配信インフラと検証体制に向かっています。何が起きたのか、時系列で整理します。
6月6日21時、「アニソンNightFever2」が始まらない
生誕ライブは6月6日21時開始予定で、事前の告知ではゲスト19名という、生誕ライブとしては最大級の規模が打ち出されていました。
ところが当日、配信は読み込みの「ぐるぐる」が止まらない状態に。わためはXで「ぐるぐるがおさまらないので一旦ライブ中断」と報告します。視聴側だけでなく、アーカイブにも時間飛びや映像欠落があったとされ、単純な回線混雑では説明しにくい症状でした。
復旧を試みたものの、最終的に本人から「本日はライブ中止になり、後日改めて生誕ライブをやらせていただくことに」との発表。19人のゲストとともに準備してきた晴れ舞台が、当日に流れる。本人がいちばん悔しいはずの夜に、わためは淡々と状況を報告し続けました。なお、振替開催の具体的な日程は、現時点ではまだ発表されていません。
代打の一手──新曲「灰色の証明」MVを22時15分にプレミア公開
このまま終わらないのがわためでした。ライブ中止の発表とあわせて、同日22時15分から新曲「灰色の証明」のMVをプレミア公開。ライブで披露されるはずだった楽曲を、その夜のうちに別の形でファンに届けました。
チャットとSNSは「おつわため」「絶対リベンジしよう」の声で埋まり、結果的にこの夜は「事故の夜」ではなく「ファンとの結束の夜」として記憶されることになりました。トラブル対応のお手本のような切り替えです。とはいえ、それとこれとは別の話で、起きてはいけない事故だったことに変わりはありません。
6月10日、今度はぺこスバで映像トラブル
そして4日後の6月10日、大空スバルと兎田ぺこらのコラボ配信でも映像が乱れるトラブルが発生したと、まとめサイトで報告されました。こちらはライブ中止のような重大事には至っていませんが、わための件の直後だっただけに、「また映像トラブルか」という受け取られ方をしています。
個別に見ればよくある配信の不調でも、大型生誕ライブの中止という事故の直後に重なると、ファンの目には「連発」として映ります。まとめサイトのコメント欄では、エンコード設定のミスではないかといった推測も飛び交いましたが、技術的な原因は公式に説明されておらず、いずれも憶測の域を出ません。
「わためは悪くない」──矛先が向かう先
今回の一連のトラブルで特徴的なのは、ファンの反応がきれいに揃っていたことです。わために対しては擁護と労いが一色。矛先は「リハーサルや負荷検証はどうなっていたのか」「3Dライブの規模に対してインフラ投資が追いついているのか」という、運営の体制側に向かいました。
背景として、ホロライブの生誕ライブはここ数年で急速に大型化しています。ゲスト十数名の3D同時出演、新衣装、リアルタイムの演出切り替え。今回のわための企画もゲスト19名でした。鷹嶺ルイの生誕ライブ(6月11日)はゲスト総勢14名で完走しており、すべてが破綻しているわけではない。ただ、演出の野心にインフラの冗長性が追いついていないケースが、確率として表に出始めている──そう見るのが、現時点では一番フェアな評価だと思います。
カバーはスタジオ設備への投資を続けてきた会社であり、技術力そのものを疑う声は主流ではありません。問われているのは、「失敗できない一発勝負の本番」に対するバックアップ設計です。振替ライブの開催日発表とあわせて、何らかの再発防止の説明があるかどうかが、次の注目ポイントになります。
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管理人のひとこと
中止発表からの「灰色の証明」プレミア公開、あの切り替えの早さには正直うなりました。落ち込む権利が一番ある人が、一番先に前を向く。わためらしさが凝縮された夜でした。
だからこそ、リベンジ開催は万全の体制でやってほしいです。19人のゲストをもう一度集めるのは大変だと思いますが、あの夜の「絶対リベンジしよう」の空気は、振替ライブを生誕ライブ以上の何かにすると思っています。日程発表、待ってます。
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